2015年6月26日

断念

 単身で京都で生活していたことを話すと、

たまに途中でやめて帰ろうと思いま

せんでしたねって聞かされる。

 

 その言葉はとても耳に新しい。

 そんなことは一度も考えなかった。

 単身で京都で生活し、途中でやめて帰るのは

挫折とは違う。断念だ。

 あのころ全く考えなかったが、もし断念して

いたら、非常にまずいことになっている

のではないかな。

 

 今、なにを口にしても説得力がなくなる。

 まず自分に自信が持てなくなる。

 自分が自分でなくなってしまう。

 

 たまに京都で暮らしていた時期を

思い返す。するとおなかが痛くなる

ような、思い出したくない一コマ

なども出てくる。

 高校生だからよくやりがちな失敗、

恥ずかしい体験もたくさんある。

 

 でも、あのころは失敗など許されないと

考えていた。いっぱしの社会人のつもり

でいたんだな。

 今、思うと恥ずかしくなってくる。

 自分で決めたことは最後までやり抜く、

でないと、自分だけは決して忘れたり

裏切ったりはできないからね。

 

 

2015年6月23日

おにぎらず

 おにぎらず、だって。

 とても驚いた。おにぎりは握るが、握ら

ないのでおにぎらず。

 こうした、考えを転換させるものって

とてもおもしろい。

 

 おにぎりはギュッと握るからおいしい

のだと考える。そもそも、おにぎりを

握らずに仕上げる発想など出てこない。

 

 根っこに疑いを持つことの大事さが

感じられる。

 これはこれでいいのか。

 

 疑問を持つ、持ち続けることの大切さ。

 

 アメリカの大学でこんなことがあった

そうだ。学生たちが近道をするために

庭を横切ってやってくる。

 そのとき大学側はどうしたか。

 庭の真ん中に小さな道を作ったと

いう。発想が柔軟だわ。

2015年6月22日

フィールド

 昨日の日曜。ふと見ると前の河原で

バーベキューをされていた。

 確か先週もおられた気が。

 違うグループかもしれない。

 

 屋外でおこなうスポーツ大会の観戦用のような

テントが設置され、人数にして10人くらいか。

 車が3台、とまっているので3家族か。

 

 空き地になったところを利用し遊んだり、

川に入ったりしているみたいだ。

 早朝にはルアーを手にした一団を見た。

 この川には食べておいしい魚などいない

のでただ単にルアーの練習なのかも

しれない。

 

 ほんのわずか20メートルの距離で

繰り広げられる人生模様。

 それに引き替えこっちはどうだ。

 

 まー出たくないのでそれはそれ、

なのだが。

 

 なにかこの光景を見ているとせっかくの

フィールドが用意されているのにオマエ

は何なんだって言われてる気もする。

 そういえばスキーをするとき、ほかの

方からは奇異に見えたに違いない。

 この寒いのになんで外で遊ぶんや。

2015年6月18日

生まれつき

 以前、親戚のおじさんが、字、いうのは才能

じゃけー、などという。

 うまく字が書けないようであちこちで苦労

しているようだった。

 

 この場合の才能というのは、生まれつき

だから、だ。

 聞いていてなんだか変だなと思ったものだ。

 

 ボクはそろばん10段の方を何人も

知っているが、彼らが果たして才能とか

生まれつき、などの言葉を用いるだろうか。

 そんなことはない。

 

 彼らは極限まで早く計算する能力を持ち

合わせている。彼らにしてみればそれが

ピアノであれ、習字であれ、身体を動かす

ものであれ、なにをやらせても人並み以上

の能力を発揮する。

 

 ボクも字はへたくそだが、だからといって

こんな発言は、できない。

 なにかをきわめると、口にできなくなる

言葉たちがある。

 それは決して言えないんだ。

 そろばん10段、アンザン10段の人間

か生まれつきなどと口にするだろうか。

 断言するが決してない。

 ないんだよ。

 

2015年6月17日

掃除

 少し前、母親が子どもを連れて公園に

行くことを公園デビューっていったな。

 新しい秩序に入っていくためにはどこにも

ルールがあるしマナーもある。

 

 やっぱそれをわきまえた方が

やりやすいってことだ。

 さっき、橋の掃除をしてきた。

 

 道路の掃除も掃除デビューかもしれない。

 

 おかしく思われるんじゃないか、

 あんたが掃除したらうちらーがやってない

みたいじゃないか、

 掃除したからって偉そうにしてん

じゃないよ、

 

 とか思われてる気がして。

 

 ただ続けてるともっと淡々としたものだよね。

 意識してるのは最初だけでさ。

 

 橋とか歩道とか掃除してると分かるのだが、

だれも掃除しないんだね。

 だれがやるべきかはっきりしてないみたい。

 だから気づいた人がやるべきだってことだ。

 最近は十字に掃除してる。

 

 今日はこっち、明日はあっち。

 同じところは三日ぶりに掃除することになる。

 ごみはまとめて捨てているのだが、タバコの

匂いが充満してる。

 これはいかんね。

2015年6月15日

五日間

 こだわりというものはおもしろいものだ。

 初めてニュージーランドを旅行したときの

ことだ。目的はスキーだったが、このツアー

はスキーを五日滑ることもできるが、

スキーは二日にしておき、ミルフォード

サウンドなどの観光をしてもいいし、

バンジージャンプをやってもいいという、

幅のあるものだった。

 

 だが、スキーがやりたくてやりたくて

来ているので、ボクは五日間、全て

スキーをした。

 あのころなんの疑問も持たなかったが

今から考えればせっかくのニュージー

ランドだ、もっといろんなことをして

おけばよかったなと。

 

 人の癖とでも言おうか、大らかな

気持ちでとらえていればもっと幅のある

旅行ができたはずだ。

 

 スキーはクイーンズタウンなる町を

拠点にするのだが、そこの街を歩いて

夕食をいただく。

 今になってみるとそれも良い思い出

になっていたりする。

 どちらが正解というわけではないが、

もう少しゆとりをもって考えても

良かったかもしれない。

2015年6月12日

リテラシー

 また始まりますね、プレミアム商品券。

 金融知識の豊富な人のことを金融リテラシー

が高い、というそうです。

 あなたはどうかな。

 

 プレミアム商品券とは、1万円の額面の

商品券が8千円くらいで手に入れられる

ということ。

 島根では宿泊券として発行するようです。

 

 前回のとき、母親はなんと額面5万円分

も買ってきたのです。

 なんでもマダム連中の間で、これを

利用しない者はアホ、が定着してる

そうでして。

 

 5万円分使える商品券を4万円で取得

したわけです。考えてみるとこれって

ものすごくお得。

 ただボクは例のごとく、めんどくせー、

でなにもしませんでしたけど。

 

 母親からバカにされました。

 どこの世界に20%も割引してくれる

人がいるわけ、ってね。

 

 これは背景には景気回復、景気浮揚

をねらっているわけです。

 みんなが消費に使ってくれれば

売上も上がり、法人税の支払いなどで

戻ってくると、いうわけです。

 

 ボクは金融リテラシーが大変に低い

ことが判明しましたが、

あなたはどうでしょう。

2015年6月10日

ヘリスキー

 ニュージーランドでヘリコプタースキーを

やったことがあります。ヘリコプター

は山頂に連れていってくれるわけです。

 こんなダイナミックな遊びがあるのか、また

昼ごはんはカンタベリー平原の雄大な景色を

見ながらで、それにも感動しましたね。

 

 ただそのとき、あまりうまくなく、で、

翌年度も同じものに申し込み、ヘリコプター

スキーも申し込みました。

 そして結果は。

 前日になり、まさかの体調不良。

 そしてキャンセル。

 

 その翌年度にもヘリコプターを申し込み、

そして続けての体調不良。夏に入って毎日

体力増強をやっていたのですが、それも

いけなかったのかも。

 

 結局。ヘリコプタースキーは最初のあの

ときだけ。とても良かったけどこの結果を

見ると残念な気がする。

 

 つくづく、あのときやっておいて良かった

なー、本当にそう思います。

 あまりうまくなかったので申し込みしない

つもりでいたから。

 石ころがたくさん落ちていたのでスキー板

はボロボロになったんだけどね。

 こんなこともあるからね。

 やってみようと思ったら、ぜひやって

みるべきだと思うよ。

2015年6月 5日

 本を買うときは週刊誌の推奨欄を参考にします。

 以前は本屋さんの店頭で探していましたが、

この推奨欄がバカにならないんですよ。

 

 店頭にないものばかり探してきたんじゃ

ないかと思うほど。

 ある方が推奨欄で書いておられましたが、

基本、店頭にあるものは紹介しないようです。

 

 推奨欄で紹介するため、出版社からいろんな

本が送られてくるそうですが、ある方は

自腹で買って推奨していると。

 本気になれないからだそうです。

 うーーーん、よく分かる。

 

 週刊誌は毎週4紙くらいを買うので、推奨欄

で掲載されている数は50冊近くになります。

 この中から自分が欲しい本を探すわけです。

 たぶん、ですけどアンテナみたいなものがあり、

それが引っかかるんだろうと思います。

 

 それがですね、いつも推奨欄はページを

びりびり破いて持ち歩いているのですが、

何年か経っても自分が選んだ本はすぐに

分かります。

 不思議ですねー。

 たぶん本質みたいなものがあり、

それは変わらないのかな、なんて

思います。

 本って選んだ人のセンスが現れると

思いませんか。

2015年6月 4日

本から見える

 本はほぼ一日一冊、買ってきました。

 社会人になってからずっとだから大変な量

になりますよね。

 中学のころはよく学校の図書館を利用

していた。

 あのころはSFが好きでこの棚、全部

読んでやるぞ、なんてやってましたね。

 

 これだけの本を買っていたのは実は

自覚していませんでした。人から聞かれ

考えてみるとこれほど買っていたと

いうわけで。

 

 ただ最近、買うペースを落としています。

 読む時間が取れないからです。

 

 ボクはたいてい何冊かまとめて買うので

それらの本の出だし30ページくらいを

読みおもしろい順に読んでいきます。

これをするから読まないものが残って

いくのですが。

 

 だれからも言われることは池田さんの

本棚はジャンルというものがない、

種々雑多と。これも自分では意識

したことはありません。

 

 人と話していると、自分を違う角度から

観察することになります。そのときあー

オレってこんなやつだったんだって、

見えてくるものもあります。

 ボクは自分がいつも読んでいる本に

ついてこんなに知らないことがある

なんて、全く知りませんでしたよ。

2015年6月 3日

陸上部

 中学生のころボクは陸上部だった。なんちゃって

陸上部だ。

 砲丸でした。っていうと、かなりの力持ちか

と思われるだろうが、ほかのポジションは埋まって

おり、砲丸をする人はだれもいないから、で

決まった。

 

 陸上部では定期的に県大会の予選大会がある。

 ボクも出場する。もちろん予選通過できず。

 

 すると午前10時ごろから大会会場でぶらぶら

しているしかなくなる。とにかく一回戦が

終わるともうやることがない。

 

 そんなボクの内心は、あーあ、かったるいなー、

早く帰って寝転んでいたい、だった。

 とにかくおもしろくもなんともない。

 

 だがほかのメンバーは違った。

 うちは走り幅跳びと短距離、三段跳びは

かなり知られており、それらの選手たちは

必ず予選を通過して本大会に臨んでいた。

 

 キャプテンはそれら一つ一つの結果を

見学し、お手製のノートに記入して

いたりした。

 ボクはそれを曇ったメガネをかけて

見てるかのよう。

 

 自分のポジションをどこに置くかで

前向きにも後ろ向きにもなってしまうと

いうことだ。

 愚痴の多い人は自分がどっちにいるのか

観察してみるのも悪くないかも。

2015年6月 1日

視覚

 目の見えない人は世界をどのように見て

いるのか。

 

真ん中くらいまでだけど読んでいます。

なかなかおもしろい。

 

 目が見えない人というと、健常者が助けて

あげないと、とか点字ブロックの整備、など

そっち側から考えがちだ。

 

 だが、本書で紹介されているように、

あーそっちの世界ではそのように見えて

いるんですか、というのはとても新鮮だ。

 

 また、途中から見えなくなった人は

その世界に慣れるまで3年近くかかったと

する記述は、別の世界があることを強く

印象付ける。

 

 中でも大岡山なる地名を案内しているとき

ここは小高い山になっているんですね、と

聞かされた時、著者はかなりの衝撃を受けた

ようだ。

 

 見える人は、信号、通りを歩く人、看板、

情報のことごとくを拾って、そこが山で

あるという認識などまるでなくなっている。

 

 視覚がなくなると死角がなくなる。

 これも大変に新鮮でおもしろい。

 目が見えないことは欠落なのか。

 それは単にボクたちの勘違いなの

かもしれない。