2012年1月30日

三分の一

 「商売人はもらったお金の三分の一で暮らせ」。
 これはかなり前に、ある商売をなさってる方が常々口にされていた話だ。
 商売人はいろいろな考えを巡らせていく必要がある。ボクは19の年から
株式投資をやっているが、似た感覚を覚えることがある。

 それには、まず資産の提供が必要になる。だれしも「遺産でも手に入れば
株でもやるか」になるはずだが、意外かもしれないが遺産なんかで株なんて
決してできない。

 ボクの感じるところでは少しづつ天引きするように株に回していくしかない。
ましてや退職金や満期になった定期なんて、やろうとしてもできないあなたが
いるはずだ。それで正解。

 投資を続けているとあることに気づく。
 「今、投資するからこそ、なにかになる」感覚を覚えるということだ。
 資産の提供、今ある100万円が300万円になることを具体的に想起できる。

 投資を続けていると「商売人はもらったお金の三分の一で暮らせ」はよく
分かる。三分の一は、まー投資と言っていいだろう。あとの三分の一は
突発的なことが起きたときのための備え。

 商売人とはもらったお金を「預かったお金」くらいの感覚が求められると
いうわけだ。

 それからよく言われることは
 「お金は回さなければ戻ってこない」だ。
 お金は使わなければならない。世の中に回していくからこそ、戻ってくる。

 この意見には否定的な人が多いに違いない。今、節約がはやっているからね。
 だけどさ、今、日本の資産のほとんどが60代以上の方たちが所有している
らしい。根拠は定かではないが、実感としてはよく分かる。

 で、どうなったか。資産という名前のお金はたくさんあるが、不景気は
決してなくならない。お金が動かなければ人間が動かないからだ。
 お金というのはゼロがたくさん並んだ状態のものではないはずだ。本来は。

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