2011年2月10日

役に立つ

 ボクはよく「池田さん、それをやってなんの役に立つんですか」とか
「それをやってなんの得があるんですか」みたいなことを尋ねられる。
 尋ねた人の気持ちの中が透けて見えるようでおもしろい。

 ボクはやっていることと目的がつながってなくてもいいのではないかと
考えている。そんなもん、たくさんやればつながるものもあるだろう。
 この世では結論の分かることはたいていたいした果実は得られない。

 「これをすればこうなって、こうなるからああなる」。推論して結論が
読めるものはたいした収穫がないのはだれしも分かっているだろう。

 ボクは19の歳から株式投資を始めたが、株も分かりにくい世界だ。
 「一番売上が高くて一番儲かってる会社の株」を買ってもうまくいく
とは限らない。いな、この場合、往々にして損することが多い。

 株の世界でいう「織り込み済み」というやつで、自分が買った時点で
かなり高くなっており、高値づかみになってることも多い。

 意外に儲かるのがベンチャー企業でなにをやっているのかよく分からない
が大化けすることもある。問題なのは「ベンチャー企業」であれば儲かる
わけではないということ。

 たくさんあるベンチャー企業の中でまぐれ当たりでそういう株に出会う
こともある。どのベンチャー企業がこれから隆盛していくのかだれにも
分かりかねるところがある。ってことを株式投資では繰り返してきた。
 これらがボクの発想の根っこになってることは確かだ。

 それから「まかぬタネは生えん」(まかないタネは生えない)。
 なにか行動を起こすから発芽することがある。やはりタネはまかなければ
発芽はありえない。樹木を見ているといつも不思議に思う。何千、何万の
タネをばらまく。結果として発芽に至るのはほんのわずか。

 どのタネが発芽するか分からず、むやみやたらと放出してる。
 樹木に比べればボクたちの行動なんてたかが知れてるだろう。あれくらい
たくさん放出して結果を待つ姿勢があれば、なんでもうまくいくんじゃないか。
 そう思うよ。

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