2010年3月17日

あこがれ

 「今のあなたは子供のころなりたかった、あなた、だろうか」。これ、
実はテレビのCMだったんだよね。確か車だった気がする。それにしては
壮大なテーマじゃないか。車の宣伝にしちゃーもったいない。
 ボク?どうだろう。子供のころ、そんなこと思わなかったなー。
 自分が思わずになぜ問いかけするのか。いや、ほかの人はどうなのかなって。

 子供のころよく聞かれた。
 「あなたはなにになりたいの」。ボクが子供のころ消防士さん、とか
救急車の運転手さん、が多かった。ほとんどの人はそれに就いてないんじゃ
ないかな。当然だ。

 それから「尊敬する人は」もよく聞かれた。「おとうさん」って
応えると頭をなでてもらえる。ちなみにこれはボクじゃない。
 なぜ尊敬する人を尋ねるかと言えば、尊敬する人がいればそっちに近づく
からだろう。的にする相手がないのに頑張れるわけもないからね。

 こんなのはどうだろう。
 「人は一番最初に就いた仕事でほぼ人生が決まってしまう」。これは
ボクなりにふと浮かんだことを書いたわけだが、当てはまってると思う。

 辛い基準をそこに置くからね。それを元にするから、それが大事に
なってくるんだ。厳しい会社に在籍してると、それがいつしか当たり前
になって、それを元に考える。独立してもその流儀でいくんじゃないかな。
 独立するにしても最初に就いた仕事に関連する職種にすることがほとんど
だよね。これらはなにを物語っているかと言うと。人は自分ではなかなか
自分を制御することができない、になるかな。

 尊敬する人がいて、だからそっちに向かって頑張れる。張り合いがでてくる。
なにを目的にするかもはっきりしてる。

 だから、いろんな方々が「あなたはだれを尊敬してるの」と尋ねたに
違いない。それは素朴だが、深淵なテーマだったってわけだ。
 ボクは子供のころ尊敬の意味がよく分かってなかったけどね。
 これはあこがれと表現してもいいよね。どんな人にあこがれるのか。
 それがあればあこがれ、そのものになることもできる。それがなければ
いつまでも自分を続けるしかないから。あこがれはボクたちをどこか
遠くに運んでくれるってわけさ。

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