2010年1月29日

やる気

 やる気というのはとても難しい問題だとつくづく思う。
 やる気って見たことありますか。手にしたこともないですよね。だけど
みんなが気軽に口にする。「やる気を出せ」「やる気をだしてやんなさい」。
 言うのは簡単だけどそれをきちんとつかんだことがあるのだろうか。

 ボクの気持ちを言えばやる気というのは忍耐の上に乗っかってる
気がしてる。嫌な展開だな。妙な空気が流れてる。
 ボクは中学生のころダメダメ人間だった。だってなんにもやる気が
しないんだもの。小学生のころサッカーの陣取りで必死になってた。

 もう、そんな感覚、とうにうせてた。高校生になって一人で京都に
行き、ソロバンをすることになった。そのとき、ボクはそれまでに
なにもしてこなかった報いみたいなものを感じた。ほかのみんなは必死
になって食らいついてた。ボクはただの傍観者だったんだな、それまで。

 毎日10時間近くの練習をさせられた。させられた、というのは、
こんなの自分から進んでやる人はいないでしょ。だけど周りのみんなは
やってる。ボクは内心、「こいつら、どうかなってるんじゃないのか」って
思った。「普通じゃないだろ」。「一体、なにがあんたを駆り立てるんだ」。

 そんな気分の一日10時間は正直、こたえる。針は全く進まない。
 とくに午前が終わる11時30分あたりが散々だった。午後からも
この練習が続くと思うとうんざり。それに周りの人間よりものすごく
下手だった。自分の下手さをのろい、それまでなにもしてこなかった
自分に腹が立った。

 だが、上手になってくるといろんなことにチャレンジを始めた。
 それまであまりにも苦痛だった数字との格闘は壁をぶち破るチャレンジ
に姿を替えた。それは正直おもしろかった。そのころボクは7分かかって
いたものが5分4分と短縮されていき、それが楽しくなりつつあった。

 自分の中にそんな能力が隠されていることにもとても驚いた。
 「オレってさー、ダメダメだと思ってたけど、だけど、それって簡単
な逃げ道だったな」。なんとなくこんなことを思った。
 ここからボクはやる気がでてきた。だけどこれって矛盾してる。
 一日10時間以上の練習なんて、だれも自分からやりはしないよね。
 矛盾は、確かに矛盾してるんだよね。難しい問題だね。やっぱり。

2010年1月28日

説明

 先日、あるお店に行った。初めて行くお店。「どこそこからすぐ」
って書いてあった。行けば分かると思って。どこそこはすぐ見つかった。
 肝心の店は見つからない。念のため、お店の電話番号を控えてきた。
 助かった。電話する。「今、ここにいるんですけど、そこに行きたい
んです」。いつもここからが難しい。

 お店の人の「あーはいはい、でしたら、そこから真っすぐ歩いてください」
と聞かされるのはいいが、歩くうちに「やっぱりこっちじゃないのかも」、
振り返ったりする。
 幸い、この日はすぐに見つかった。

 電話はとても便利だが、こういう込み入った会話をするのには向いてない。
 場所を探す相手とは初対面以前なわけで。
 それでも、飲食店の場合、こういうやり取りに慣れているのかもしれない。

 迷ったボクが立つ、場所の周りにある目標物を的確に告げてくれると
「うん、それそれ」って思っちゃう。ただ、コンビニの場合、あればいい
ってもんでもないところが難点。角を曲がるとまたコンビニが現れたり
するから。

 こういうこともある。
 お店の前を何度も通り過ぎてはいたが見つからず。電話をすると分かった
が看板を見落としていた。こういう場合、地下一階にある店舗が多い。
 こちらは飲食店と聞くと歩いてるところから見えると勘違いしがち。

 このごろは凝った名前も多いから大変だ。
 アルファベットをいくつか並べて無理やり読ませる。これでは看板を
見ても分からないことがある。とにかく飲食店の名前は読みやすさ、
聞いたときにすぐ分かる名前がいい。

 このごろはみんな携帯電話を所有している。だから「迷ったら電話
すればいい」と思いがちだが、自分がどこにいるか的確に示すことが
できないことも多い。電話でつまらないやり取りをするよりもだれもが
知る大きな店舗の前で待ち合わせておくといいかもしれない。
 たまには自分の店舗の場所の説明をやってみよう。意外にうまく
できないことが多いよ。

2010年1月27日

タクシー

 ゆうべ、タクシーを利用した。帰りにまたタクシーに乗ると行きで
乗せてくれた運転手さんだった。「あらっ、行きも乗せてくれたよねー」。
 そんなに大きな町でもないと思うが行きと帰りで同じ運転手さんに
当たったことはこれまでないな。

 ただし、「今日は暇ですねー、あそこで1時間半、待ってました」と
運転手さんの弁。「なにもせんで待つのは大変じゃろう」「ええ、なにか
やってると時間も早く進むんですけど、ジッとしてるだけですからね」。
 「今は不景気だし仕方ないと思いますよ」。

 ま、タクシー車内はこの寒空でも暖房はきいている。快適と言えば言える。
 だが、上手な暇つぶしの方法でも考えておかないとやってられないな。
 タクシーから降りるときつい「頑張ってよ、またこれから良くなるから」。
 ふだん、口にしたことのないセリフがでてきた。
 「またこれから良くなるから」って、口にしてる自分が信じてないんだけど。

 タクシーの運転手さんの世界ってどんなんだろう。利用するとつい
考えてしまう。このごろぶっきらぼうな人が増えているから。
 「あそこに行け」とか「どこそこ」と目的地のみ告げる人もいることだろう。
 そんなことに一々腹をたててはやってられない。

 一週間ばかり前に乗ったタクシーは。
 「わたしは長崎の先のそのまた先の島の出、でしてね、この辺りの地理に
詳しくないんですよ」。聞かれたこちらも詳しくはないんだけどね。
 ボクはタクシー利用派だ。タクシーがあるからこそ綱渡りのような
設定が組める。それだけボクの世界は広がってるんだ。

 行列を作るタクシーの列を見ると「大変だろうな」と思うと同時に、
「これ、どれに乗ってもいいの」ってうれしくもなってしまう。
 先日、乗ったタクシーの車内に「待ち時間は1分につき60円加算
されます」ってシールが貼ってあった。ボクを無料で待ってくれてるん
だもの。みんな、もっとタクシーを利用しようよ。
 何人かで乗って料金を割ったらそんなに高くないしね。
 とにかくこの乗り物システムは大事だよ。絶対。

2010年1月26日

陸上部

 これでも中学生のときは陸上部だった。まず陸上部では学校の
周りを一周する。かなりの距離がある。学校の裏辺りに確か「平野商店」
というお店があった。で、陸上部の面々は学校一周をするととたんに
ペースが落ちていた。平野商店でジュースを買って飲んでいたから。
 一周してからそれぞれの分野の練習に精をだす。

 ボクは砲丸投げだったが野球部の連中より飛ばない砲丸投げ選手。
 陸上部は頑張っていた。
 砲丸投げは高校生が使用する7キロを投げていた。勝手に「重いやつを
投げる方が効果的だろう」と思っていた。どうかしてるね。

 陸上部ではあったが走ることに興味なく、ダメダメ部員として過ごしていた。
 陸上選手がはくスパイクというやつを見たことがあるだろうか。
 とんでもない歯がたくさん生えててすさまじく強力。
 あれ、土の上じゃないと歯が食い込んで身動きとれなくなる。

 陸上にはいろんな種目があるがスパイクはそれによって歯が違う。
 短距離は歯が長く、長距離は短い。走り幅跳びも確か長いんじゃなかったっけ。
 蹴り込む力が大事だからね。

 そんなわけでもともと走ることに興味はなかったが大人になって始めた
スキーの基礎体力作りによく走るようになった。山にも登る。
 そして、いつしか走ることや登ることそのものに興味が向くようになった。
 不思議なもんだね。
 中学生のときはあんなにダメダメ部員だったのに。
 スキーもスキー場にたどり着くまでにタイヤにチェーンを巻いたりするが、
そっちの方が楽しかったりして。そのものの周辺が楽しくなるなんて。

 陸上部では大会にもでた。予選に出場して予選落ち。午後からの長い
時間をボケッとして過ごしたものだ。なかなか終わらないんだよね、
ほかの部員は成績が良いから。
 陸上部ってストイックと言われる。確かにそうだよね。苦しそうな顔
して走ってる。あの感覚がこびりついててスポーツの楽しさがなかなか
理解できないんだよね。今は楽しんでるよ

2010年1月25日

島根

 土曜日、島根フェスタに行ってきた。広島でおこなわれた。この事実、
知らない人がほとんどじゃないかな。いろいろとネットで調べるも見つからない。
 「本当にやっているのか」、「今度の土日でやるんだって」。
 どうなっているのやら。テレビではよく放送されていたようだ。

 グリーンアリーナが会場と聞いて市電に乗った。ネットで調べた場所
まで行くとたくさんの人がいてすぐに分かった。広島である島根フェスタ。
 一体、どんな人たちが来るのだろう。会場もそうだがどこもかしこも
人、人、人。会場の半分はついたてをして伝統芸能をやってた。とても興味
があったが用事があったのでパスした。神楽なども上演されたに違いない。

 会場は分かったことだが島根県、各地のコーナーといった感じ。
 頼まれていたものを探して歩く。シジミは生はなく真空パックを。
 赤貝は生を1.6キロ買うことができた。赤貝は島根でよく食べられている
もので、それも岩見辺りでは食べないはずだ。赤貝はめでたい席などで
よく食べられてきたらしい。あなたの周囲に赤貝など見かけたことは
ないはずだ。これは食習慣の問題だからね。赤貝とはいうが3センチ四方
のとても小さなものだ。煮ていただく。

 ついでにお茶を買い求めたが、やはり島根フェスタ、缶詰に一杯に
してくれて、それをビニール袋に入れ、そのビニール袋の中にお茶を
流し込んでくれる。うれしいねー。
 これ、松江城のすぐそばのお店でもやってくれる。

 そうそう。なぜ、ボクが島根フェスタに行くかというと、もともと親は
どちらも島根出身だから。なのでうちは小さなころから「島根弁」「山口弁」
「関西」の話し言葉がごっちゃになっていた。関西はボクが京都にいたから。

 先日、ある場所で「チケンチケンになっててね」と口にすると分かって
もらえなかった。これ、どこの言葉だろう。干からびて堅くなったものを
このように言うんだ。
 しかし。テレビで流してネットで告知しないとなにか幻の催しって感じ
がするね。あまりテレビを見ないボクとしてはその存在自体が全く入って
こない。これも情報格差の一つだろうね。

2010年1月22日

子供

 子供のころのことってバカにできないなーって、思う。子供のころ
「世界の謎と不思議」という本を持っていた。「葉巻型UFO」とか
そんなのが出てくる。戦時中、南方のジャングルで同じところをグルグル
歩き回る兵士の話とか。きっとこの影響だと思うがいまだにこの手の話
が好きだ。怪異なものが好きなんだろう。だが、人にはなんらかの
きっかけが必要で、ボクにはこれが原因だっただろうと思う。

 同じく子供のころよく友達同士で戦車で遊んでいた。友達からリモコン
戦車を借りたりした。戦車の遊びというのは想像できないと思うけど
斜度を大きくした坂をのぼらせたり、隊列を組んで突撃したりする。

 このおかげだろうか、今でも戦車が好きだ。第二次大戦で登場した
ドイツ軍の戦車の全ての写真集を所有している。戦車写真集だ。

 きっとほとんどの人は「こんなものが刊行」されていることも知らない
だろう。だから第二次大戦で登場したタイガー戦車は「6000台」生産
されたとか、どうでもいいことをたくさん知ってる。

 戦車の側面はもちろんキャタピラーになっているわけだが、それを
敵弾から守るタテがある。アメリカではこれを「スカート」と呼ぶ。
 ドイツでは「ツェルツェン」だ。どうだ。ざまーみろ。
 タイガーの主砲は「88ミリ対戦車砲」をそのまま載せたものだ。

 同じく子供のころ、学校でサッカーをして遊んでいた。で、問題は
サッカーをするために敷地を確保する必要があった。早い者順だった。
 なので翌朝、いの一番で出発するために前夜からズボンをはいたまま
寝ていた。アホ。

 あのころ母親から「いくらなんでもそれはやめなさい」と言われた。
 今、思うのだが子供のころのこんな傾向、いまでも自分の中に内在
させてる。突撃精神があるわけだ。つくづく恐ろしいなーって思う。

 子供のころのあんなことやこんなことが後々につながってる。
 脈々と受け継がれてきてるって感じ。ま、同一人物なんだから当然
かもしれないけど。あなたも子供のころのことを思い出してみては
いかがだろうか。受け継がれたものを見つけるかもしれない。

2010年1月20日

JAL

 JALが破綻した。そして更生法を申請し、これから再び羽ばたくだろう。
 今年の年初、JAL株は21円高を記録し88円のスタートだった。
 更生法の話がでて37円、その翌日が7円だった。JALの株主は確か
37万人と読んだ記憶があるが、それだけの人たちの資産は灰燼に
帰したわけだ。

 来月半ばで上場も廃止になるようだ。ただ、ここで一つ記憶しておか
なければならないのは上場廃止になっても株券はそのまま存続すると
いうことだ。再び上場されれば権利は戻る。一時的な失効と言う方が
正しい。それがいつになるかは分からないが。ただ、更生法の内容次第
かもしれない。

 さて。
 上場廃止の話になると実にいろいろな人たちから「その前になんとか
ならんかったんか」と聞かされる。去年の年末の「120円」くらいの
株価のときに売っておけばよかった、と聞かされる。

 なぜ、それがそうならないのか、書いてみたい。
 こんなことは実に簡単なことなのだ。それは現在、JAL株を所有している
人は100円とか200円の金額で手当した人ではなく、もっとずっと
高い値段で購入したはずだから、だ。

 それをとりあえず500円だったとしよう。「オレは500円で買った、
このまま破綻したらまずいけど、回復したらひょっとしたら300円くらい
には戻るかもしれない」、そんな気持ちになりズルズルと推移。

 気づいたら120円。「ここで売ったら大損」が脳裏を去来しやれる
はずのこともできなくなってしまう。ボクも経験(破綻はない)あるからね。
 人間、「スパッと割り切る」なんてことはまずやれるものではない。

 そんなに度胸もないし、思いきりの良さも発揮できやしない。いや、
ズルズルいってしまうのが人間らしいとも言える。タイタニックから逃げる
ことのできる人は限られている。最後まで「浮沈」と信じてる人も
たくさんいるからね。これを教訓としよう。どんなに大きな会社でも
浮沈ということはないと。

2010年1月19日

キツツキ

 先週の土曜日のこと。キツツキが聞こえた。キツツキって不思議だ。
 あれ、鳴いてるわけじゃない。エサを求めて木をたたいてる音。
 このキツツキ、住宅街の中で聞こえた。庭にキツツキ。

 カカカカカ、連続した音を聞くとやはり驚いてしまう。鳥がそんな
音を立ててるなんて。今、使われているヘルメットはキツツキの頭の
構造を調べて作られたそうだ。自然にあるものって学ぶものがたくさん
あるというか、大変な驚きだ。

 とうとう。「イタヤカエデはなぜみずから幹を枯らすのか」を読み終えた。
 よく「樹木たちは苛酷な生存競争を繰り広げています」とか読んだこと
ないだろうか。それに違和感は覚えないだろうか。ボクは感じた。

 だって樹木ってまさか競争してるようには見えないもん。林とか森を見ると
協調してそこにあるって気がする。詳しく調べてみるとやはりすさまじい
競争をしているんだな。自分たちの勢力を伸ばすのに「土砂崩れ」「雪解け
による崩壊」を利用する樹木がある。土地が回復してくるとほかの樹木が
勢いを取り戻し、いつしか消えてなくなる。これらの樹木は先駆種と呼ばれてる。

 「萌芽肢」という言葉を知ってるだろうか。これはすばらしい考え方だ。
 山の斜面などに生えた樹木は傾いて倒れてしまうことがある。傾くと別に
用意されたこの幹がしっかりと土中に根をはる。昔の人は山に入って
木を切るときこの萌芽肢を残して切っておく。すると樹木はその萌芽肢
をぐんぐん伸ばしていける。種から生えるよりよほど早いそうだ。
 「樹と文化」本当にそんなものを感じてしまう。

 先日、歩いていると「ボケ」の花が咲いてた。黄色いの、ボケでいいんだよね。
 樹木に咲いてる。葉っぱがないせいかとても目立つしきれいだ。
 肝心なことはこの樹が「売り地」の看板のあるところで咲いていたこと。

 あるじがいなくなって、建物もないのに、家人が暮らしていたころあった
はずのボケだけがきちんと咲いてるって感じ。これはラジオからだが
「ユリ」なども家人がいなくなっても毎年咲くそうだ。ユリも今の時期だな。
 なにかこのボケの樹が家人のありし日をしのぶ、そんな感じで見ていた。
 建物はなくなっていたから、ボケだけ意識して残したんだろうね。それは
なぜだろう。それをそのままにしておくと「前の人の意志」って気が
しなくもないけど。この辺りはそれぞれ考え方があるのかもね。

2010年1月18日

お金

 ゆうべ、櫛さんから「お金のたまる方法」を聞かせていただいた。
 櫛さんからこの話は何度か聞いたことがある。まず、「お金がたまる
方法」と聞いて「そんなのあったら苦労はしない」と思った人。
 ボクもそうだが、やはりお金とは無縁な人生を送ることになりそうだ。

 「まず、お札を取り出してください、みんな顔があるでしょう。だったら
毎日あいさつを欠かしてはいけません。あいさつとはもともとお金を
愛するから来ています」なんだって。 

 それから「お金は日光浴させなければいけません。それも午後のぼんやり
した太陽じゃなく午前中が良いですね」。

 「裸ゼニで持つ人がいますけどあれは絶対ダメです」。
 「わたくしの知り合いでそれで失敗した人がいますから。300万の
仕事、とったー、だけど1000万損したー、なんて話してましたよ」。
 「それからお金はみんなきちんと前を向けて、1000円札なら1000円札
だけでまとめるように財布にしまいます」。

 裸ゼニがいけないのはなんとなく分かる。
 コンビニなどでくしゃくしゃにされた1000円札を店員さんに向かって
ポイッと投げるように渡す人がいる。こんな人に限ってお釣りを「募金箱
に投げ込むように入れたり」する。ボクの感想は「どんだけの金持ちや」だ。

 一回の買い物で86円のお釣りを募金箱に投入したとする。三回で
258円だ。一年は52週あるからお釣りだけで13416円になる。
 そもそもポケットからくしゃくしゃにされたお札を出した段階で
その人は今、自分がいくら所有しているか把握していないことが知れる。
 お金をぞんざいに扱える人は生活全般がぞんざいになっている可能性
が高い。お金と縁があるとはとても思えない。

 今はあまり聞かれないがケチという言葉がある。実はこのケチ、
しみったれとは違うのだ。ボクたちはつい「ケチケチすんな」と使うが
本来の意味は「投ずるものに意味があるかどうかよく吟味せよ」だ。
 「活きたお金を使え」なのである。それがそのとき居合わせた人たち
にはケチと感じられるのかもしれない。ケチ。今一度、肝に銘じて
おいて損のない言葉だと思う。

2010年1月15日

暖房

 あなたはふとんになにか細工をしていますか。今、寒いですよね。
 昨日がそうだった。ふとんに足を入ると寒い、冷たい。
 いつも毛布は使用しており、それはホテルみたいにメイキングが
施してある。足元のところで下に毛布をたたみ入れてある。

 袋みたいにしてあるんだ。それでも寒い。少しづつ足元に向かって足を
伸ばしていく。世界を暖かさで包み込むんだ。なさけない話やな。
 もう何年にもなる。それまでは電気毛布を使ってた。
 うちはほぼ暖房(設備はある)は使用しないので寒いなー、寒いなーと
思いながらふとんにかけこむと、あら、不思議、そこはパラダイスだった。
 は、いいんだが。電気毛布は問題点も多々あった。

 夜中くらいに熱くて汗をかいたりするようだ。
 自然な暖かさじゃないからだろう。夜中に汗をかいても着替えるわけ
じゃなし。かえって体調がおかしくなってた気がする。
 そこで、思い切って電気毛布の使用をやめることにした。

 確かに寒いが体調が悪くなることはないな。これはありがたい。
 ただ、寒いのでじわりじわりと入ることになるんだけどね。
 あなたも電気毛布はやめた方がいいかもよ。習慣で使うのはどうかね。
 最近は手軽な、「湯たんぽ」が登場してるようだ。こっちの方が良いかもね。
 かなり昔のこと、あのころの湯たんぽって見るからにせつなくなるような
シロモノだった。確かこのごろのはプラスチックでできてるんだっけ。

 今、男にお弁当が売れているらしい。お弁当は中身が入ってないやつ、
自分でつめるお弁当が売れてるらしい。お弁当を持参する男が増えてる
ことになる。お弁当は「経済的」ばかりじゃなく、移動時間の節約に
なるんだよね。店に行ったら混んでることも多いし、どうせ毎日似た
ようなものばかり注文してるんだからね。

 知り合いの会社はみんなで出前を取ってるようだ。こっちが正解だよね。
ただ、ここは女性ばかりだから当初はギョッとするんだよね。みんなで出前を
食べてるところを見ると。「動くと時間を取られる」、もう一度、自分の周り
を見回してみよう。案外、ムダな時間を削減するのに役立つかもよ。

2010年1月14日

マラソン

 「東京マラソンを走りたい」を読んだ。どこで切ったらいいのか分からない
名前のギャグマンガ家の本だ。題名はこれで良かったと思う。
 やはりなんだな。物事というのは賭けることが早道かもね。

 マラソンはフルであれば42キロ、ハーフで21キロ。これを聞くだけで
軽くめまいを起こしそうだ。ただ、現在、ウルトラマラソンというのもあり、
こちらは250キロだらしい。上に上にと追いかけるのはいいが身体には
気をつけてね。

 著者たちはマラソンに取り組むにあたって「焼き肉食べ隊」なるものを
結成する。10人で走ったらどんじりの2人が全員の焼き肉をおごる。
 こういう必死になる要素がいいんじゃないかな。そこそこ、メモしないように。
 ボクも先日、シャンパンをいただく機会があったので「この栓をあけられ
たら好きなものをおごってあげるよ」と宣言し、見事おごるはめになって
しまった。ただ、これらのことをするとみんな必死になるっていうのはあるね。
モチベーションアップにつながるわけだ。

 それから耳よりな話を読んだ。NIKEプラスというのを買うと
IPHONEにて何キロ走ったか、カロリー消費まで表示されるそうだ。
 マラソンに興味のある人はぜひ取り入れたらいい優れものかもしれない。

 ボクはよく山登りをするが「果たして自分は今、どれくらいの標高に
いるのか」「結果、どれだけ歩いたことになるのか」なんとか数値にして
知りたいと願う一人だ。それが目的ではないのだが数値があれば人に
説明するときにも役立つしね。この著者はマラソンのときミュージックは
欠かせないようだ。危なくないのかね。

 なんとなくマラソンのときのミュージックって「ロッキーのテーマ」を
思い出して「ウオーーーーッ」とかやってしまったりとか。ないのかな。
 ボクは車の運転のときいつもミュージックをかけていたんだが危険な
運転が続き車ではおっとりした曲しか聞かなくなったという過去がある。
 いや、ミュージックってそれくらいの影響はあるってことだ。
 ガンガンのロックをかけ衝突しそうになったことが何度もある。おっかない。
 マラソンと聞くとかなりの人が走ってるみたいだけど楽しくやったら
いかがだろう。途中でリタイアしても楽しい話になるようにしたらいいよね。

2010年1月13日

白蛇

 白蛇をご存じだろうか。岩国にお住まいの蛇だ。
 先日、山歩きのついでに寄ってみることにした。白蛇館みたいなのが
あるんだ。錦帯橋から歩いてロープウエーのすぐそば。

 入館料が100円必要なようだ。ただ無人で、入ろうとするとどこからか
「いらっしゃいませー、100円お願いします」と聞こえてきて驚いた。
 あー、こちらにいらっしゃったのね。
 不意に声をかけられたので驚いた。
 ただ、自分で投じる仕組みになってるので「1円でも分からないだろう」
などと思った。いやボクは100円入れたよ。

 入るとやはりそこは蛇。設置された木にのたくっまま動かず。
 白蛇は青大将なのだ。青大将という蛇がいて、それがここ岩国で代々
白い蛇だけで交配が続いてきたわけだ。アルビノと言うらしいが自然界
でアルビノが代々続くのは大変珍しいそうだ。白い固体は捕食者の標的に
なりやすいため、らしい。

 ホワイトタイガーとかは動物園では人気者だけど自然界だと目だって
仕方ないわな。そもそも岩国に白蛇がたくさん暮らしていたのは米蔵など
がたくさんあり、その米蔵で代々続いてきたという環境の問題が大きいようだ。

 ボクも子供のころ白蛇をつかまえて市役所に持参したことがあるが、
岩国で白蛇と言えば家屋を取り壊したときに出没するのが常だった。
 そこから「米蔵の守り神」みたいな名誉が与えられることになったの
だろう。ちなみに市役所に持参すると下敷きとか鉛筆などをくれる。

 ただ、最近は米蔵そのものが数を減らし、取り壊しも少ないので
見つかることは少ないようだ。

 自然界をのたくってる生き物でないことが白蛇を存続させた一因に
なっている。青大将という蛇はよく樹木に乗っかってるのを目にする。
 腹に卵などが入ると樹木からドサッと落ちて通行人をびっくりさせる
蛇でもある。子供に見つかって悪さをされる蛇でもある。
 白蛇は子供のころピンク色をしてる。ここから大きくなって色が抜ける
ようだ。白蛇館は市内をあちこち移動してる。どこに設置するのが良い
んだろうね。

2010年1月 8日

 年末、K1を見た。ついつい見てしまったな。あれもスポーツに入るのかな。
 ひどく原始的な闘いに思えるのに、見てるこっちまでこぶしを握る手に
力が入る。原始的だからこそひきつけるのかな。

 夏の高校野球もつい見てしまう。「後がない」状況が美しいのかな。
 男はやはりひたむきさにあこがれるんじゃないかな。ひたむきに、
真剣に頑張る姿にあこがれているんだろうな。自分もなりたいってことだろう。

 K1についてはなにか向かい合ってる場面が多かった気がする。そこが
シロウト(自分のことね)なんだろうね。闘いの舞台が分かってないって感じ。

 よく料理屋さんに出向く。そこで思うんだが、人間もある歳になってくると
「華やいだ過去」みたいな話が多くなってくるね。
 今現在の話題が少なく、過去にちりばめられた活躍劇が楽しそうに
供される。それは別にかまわないんだが、聞いていると「オレもそういう
ところがあるのかな」と思って身震い一つしてしまう。 
 過去は華やいでいてもいいのだがどこかしら今を闘いたいよね。
 これも男にありがちな発想かな。

 ゆうべ魚の一夜干しをいただいた。あれっておいしいんだよ。
 去年一つ発見があった。魚の鯛、あれが実においしいことを発見した。
 どうもボクの感覚では鯛という魚はおいしくないんだな。確かに桜色
しててきれいなんだけど、彩りで設置されたレプリカ、そんな扱い。

 めでたい席でだされることが多いので干からびていることが多い。これが
原因だ。鯛は悪くない。
 ということを発見したのである。鯛の一夜干しをいただいて見方が変わった。
 鯛は本来、おいしい魚なのだ。
 ボクたちの中にはやはり思い込みというものはある気がする。ボクが
鯛を見て「あー、いらない」って言うのと同じだ。たまにはそれが本当の
ことかどうか確認するのは悪くないことだと思うな。そんなことを
考えながら「鯛の一夜干し」のリクエストをだしておいた。鯛、万歳。

2010年1月 7日

シャンパン

 「オーストラリアのお土産にワインをあげるよ」と言われたものを
昨夜、飲んだ。シャンパンだろう、あれは。
 「ワインなのにシュワシュワしてて、飲みやすかった」そうだ。
 「それをシャンパンって言うんよ」と口にするも「いやいや、ワイン
なんよー」、言い張る。

 ちなみに一緒にもらったオーストラリア土産のオイル、室温で軽く
凍結を起こしていた。成分がおかしくなるんじゃないのか。
 昨日は確かに寒い日で、最高で6度くらいだったはず。しかし、この
温度で凍結するとはね。驚いた。去年の冬にいただいたオリーブオイル
も同じ部屋に置いておいたらこちらもやはり凍結した。
 オリーブオイルは手の中であたためたら解凍に成功。

 そして、やおらそのワインとかいうしろものを手に取る。針金がグルグル。
 だからこういうのをシャンパンって言うんだって。
 針金を外した時点でいつ飛び出すか分からず(本来それはない)、
目がシュワシュワする。引っ張っても持ち上がらないのでタオルをかぶせて
引っこ抜く。途中でやめちゃおうかとも思ったが飛び出てきたら困るので
辛抱強く引き上げる。(ブルトアップね)。(違ってたっけ)。

 抜いたコルクを見ると女子便所のマークにそっくりの形。反り返って
るわけ。どうやってこんなものを押し込めたんだろうね。
 で、やっぱりシュワシュワしてる。シャンパンだ。

 本来、シャンパンはなにか祝い事があったときに記念して開けるもの
だろう。日本は特に。だが、昨夜はお祝いもなにもなく、料理も
それに合ったものとは言いがたいが、しゅくしゅくと飲む。
 シャンパンはこのシュワシュワと軽い飲み口が祝い事に結び
つけられる理由かもしれない。華やいだ気分にさせてくれる。

 昨日は3冊まとめて本を買った。内容を吟味すべくどれも3ページほど
読む。かなり良いものばかりだな。中に「世界遺産の真実」という本がある。
 世界遺産に選ばれるところとそうでないところの違いなどが書かれてる
ようだ。かなり興味をひくな。世界遺産って登録取り消しになるところも
あるんだって。聞くとおかしな気になるね。

2010年1月 6日

弱点

 いつだったか、あれは28くらいだったと思う。心理学の本を読む
ようになった。なんだな、あれこそ「目からウロコが落ちる」だったな。
 人間って自分の中にしまっておきたい話ってだれにもあるはず。
 弱点をさらすようでとても苦痛になる特ダネが。ボクもそのころは
いつも隠していた。だって恥ずかしいじゃないか。

 だから話がそっちの方にいきそうになるとためらったり、隠そうと
したりする自分がいた。中学生のとき同じクラスのやつらに中間テスト
とか期末テストの結果を見られることを断固拒否するっていうか、
そんな感覚があった。
 「オレの恥ずかしい部分は絶対に他人には見せないぞ」。

 で、いつだったか、思い切って他人にそれを話してみた。その結果
がとてもおもしろい。「あー、そう」だ。拍子抜けしたな。
 どんな内容だったかというと「暴走族に土下座して謝った」ことと
「オレって自分がバカなことを隠そうとしてきたんだ」、その二つだったかな。

 あのころ「列車に乗るとある駅で決まって途中下車して便所に行った」
も隠していたな。実は自分にとってこれらは禁断の地に侵入するって
いうか、入ってはならない場所だった。「暴走族に土下座した」なんて
オレのプライドが許さない、とかそんな感じ。

 だけど他人に聞かせてみると自分自身にとてもおかしなことが起こった。
 なにか隠すものがなくなってすっきりしたんだ。おかしかったなー。
 と同時に弱点をさらけ出すことによって弱点そのものが克服されて
しまった。逃げ回る必要がなくなった感じだ。これは大きかった。

 心の中の突っ張った感覚がきれいに消えてなくなった気がした。
 そのころ思ったのは「なんだ、もっと早く口にしてれば良かった」だった。
 他人は自分が考えるほど自分に興味を持ってやしない。逆に隠すから
「あいつはどこか分からないやつだ」って言われてしまう。ボクも
そうだったな。よく「自分に正直に」って言うけどさ、あれって
意外と難しいんじゃないのかな、自分のことを思い返してみると。

2010年1月 5日

お休み

 あなたはどうだろう。ボクは一週間近くも自宅でぼんやりさせていただいた。
 ゆったりしてる反面、身体が行動態勢にならないもどかしさみたいなものも
感じた。やはり人は行動するのが自然なんだろう。自宅にいると動くのが
めんどうになってくる。

 せっかくのお休みなのでたくさんの本を読む。ビデオもたくさん見た。
 ゆうべ「旭山動物園物語り」を見た。なかなか良かった。旭山動物園
に関してはみんなご存じだろう。行動展示で有名になったところだ。
 ただ、なんていうか、動物園を良くしたい、なんとかしたいって気持ちが
上野動物園の入園者を越す快挙を成し遂げた原動力みたいだ。なにが言いたい
かっていうと、お金がなくても、施設がなくてもまずはやれることがあると
いうこと。やっぱこれだな。

 せっかくの休みなのでこれまで買った株の本を取り出して読む。
 いずれもここ2・3年の本だった。推奨銘柄などたくさん書かれてる。
 しかし。本来すばらしい会社であれば3年経過していてもすばらしいはず。
 だから、まだこの本に書かれてる会社を買ってもいいわけだ。そんな気持ち
で改めて眺める。株は個別か方向性か。これだけでなんのことか分かった
あんたは偉い。あえて説明はしないが。

 ちなみに書いておくとボクが所有している株は全て中国株。中国の会社
はこれから日本みたいになっていく、追いつくと思ってる人もまだまだ
多いと思う。それは少し違ってる。ちなみに中国株で高速高路と名のつく
会社は7つくらいある。空港施設の会社もある。去年、パソコンの会社を
買収したのも中国の会社だ。たったこれだけ見ても追いつく、とかそんな
考えが不遜だと分かるだろう。ボクも不思議な気持ちで眺めたものだ。

 「木の話」という本を読んだ。読めば読むほどおもしろい。
 中にツルの話があった。ボクはかずら細工をよく作っていたので興味深
かった。本によると「木に巻き付いた」ものは使用しないとある。地を
はってるやつ。これはボクも同意。そして驚いたのが、これ。
 「ツルは乾燥させる。使用するときは水につけて戻す」。なんと。
 ツルを収穫する時期も書かれてあった。秋がいいそうだ。
 たまには長い休みもいいものだ。逆に動きたくなってくるからね。