2009年12月25日

販売

 ダメだな。完全に。分かっちゃいたんだが。
 先日、あるドラッグストアに出かけた。ここは本屋さんのすぐそばに
あるからついでに寄る。店内、入ったすぐに試供品を持ったおばさんが。
 栄養ドリンクだ。

 「はい、どうぞ、毎日お忙しいでしょう」。
 いやー、別にそんなに忙しくはないけど。そんな顔してたっけ。
 いや、ただのトークだよね。もらってグイッと飲み干す。
 「いよっ、大統領」なんてことはなく「今日はお安くなってるんですよ」。

 試供品だから。当然。
 このような展開になると100%、わたくしは買います。買います。
 この展開で買わない選択はありえません。だから、わたくしのような
人間は試供品に手を出してはいけないのだ。

 ただ、軽くOKしたからかどうか、おばさんは
 「せっかくだからあと三本つけておきます」と試供品を三本プレゼント
してくれた。こういう変化球は良いね。
 期待してなかったところに飛んでくるボール。うれしいねー。

 これ、販売する側からするとまたおもしろい。
 ある方から聞いたのだが「試供品を受け取ってくれる人は」すぐに
分かると言う。なんとなくピンとくるものがあるそうだ。ボクは読まれて
いたのだ。そこにいくとうちの母親なんかすごい。試供品をごくごく飲んで
「ありがとうございます」だもの。見習いたいものだ。

 「おいおい、あんたはそこで平気で後にできるんかい」と思ってしまう。
 やれてしまうのだ。試供品を手にするおばさんはそれも読んでいるの
かもしれない。ま、うちの母親はボクが子供のころ化粧品の試供品を
「わざわざ取ってこい」と指令を飛ばした人間でもあるから。当たり前だ。
 「あんた、1本じゃなくて、もっとたくさん取ってきんさい」だ。
 ボクは顔を真っ赤にしながら取りに行ったものだ。たくましいなー。
 とにかくボクは試供品のコーナーでは「見ざる、聞かざる」でいないとね。

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