2007年9月28日

行き違い

      本当にあった話だ。

 「わたしが掃除しようと思ったら用具がないのよ、
あれは絶対にあの人が嫌がらせをして隠してるんだわ」。
 ってことが実際にあった。

 ボクは隠したとされる人からも話を聞いた。
 「トイレの中は用具だらけで、物の置き場所もないから
隣の部屋に移すことにしたわ」。

 なんのことはない、お互いにきちんと話をしていれば、
話をする場所が設けられていればなんのわだかまりも起こって
なかったわけだ。

 まーそんなことを書いている自分だがかなり前、自分にも
こんな傾向があったことをよく覚えている。

 そこでボクは思うのだが
 「こんな問題が起こったから話し合いの場を持つべきだ」、
ではなく「定期的に話し合いの場を持ってみんなの中に
流れているわだかまりを取り除く」必要があると思うんだ。
 話し合いの場があれば上記のような行き違いは起こって
なかったに違いない。

2007年9月27日

先導

    あなたは先導するタイプだろうか。

 そう、この世には新しい機器というものが必ず存在する。

 「大型ワイドプロジェクター」とか「新型なになに」だとか。
 新しい機能満載の携帯電話などなど。
 そこでこれら新しい機器を買い入れる人を観察していると
「高かったり」「故障が多かったり」で、あまり良い面を
うかがうことができない。

 そんな観察の視点を持つボクは無論、汎用、たくさん
出回ってから買い入れるのである。
 新しい機能満載の高い機器を買う人は冒険をする人たちだ。
 「どう、これ、見てよ、なかなかのもんでしょう」を
言いたいがために高い危険を冒す。

 ボクなどはよく「池田さん、まだ買ってないんですか、そろそろ
買いましょうよ」といつも言われてしまうのだ。

 いつだったか、買った本によるとこれら先導タイプとかボク
のような慎重派などもきっちりとパーセンテージで把握されている。
 「人口のどれだけが新しいものを追い求めるか」数値が出されて
いるのだ。「すべては業者さんの手のうち」ってわけか。
 ただ、自分がどっちに属しているかを改めて観察してみるのも
自分を理解する一つの手立てになるかもしれない、ってね。思うのよ。

2007年9月26日

悪酔い

    ゆうべ悪酔い必至のオチョコを目撃した。
     確か現物を見るのは初めてだったような。

 いつも行く料理屋さんでふと見慣れないものを目にした。
 円錐の形をした器が伏せて置かれている。重ねて置かれていた。

 「あ、あれはもしや」と思い店の方に「あれって」と問うと
「そうですよ」と見せてくれた。

 お酒を注がれると飲み切ってしまわないと置くことができない
オチョコだ。下部は円錐形になっているので置くことができないわけ。
 現実にこんな器があるなんて。

 話に聞いたのは四国だったがこれは九州のものらしい。
 中ほどに2ミリほどの穴も空いており呑むときにこの穴をふさいで
いただくことになる。
 とにかく呑め、呑め。徹底的に呑めという器なのだ。

 「多分、遊びから始まったと思うんですけどね」と聞かせていた
だいたがそれにしてもおもしろい。
 「終わるときにはすばやく伏せてしまうんですよね」。
 ワンコソバみたいなものらしい。
 一家に一つあってもいいと思うが悪酔いすることは間違いない。

2007年9月25日

貸切

     日曜日にある旅館に泊まった。

 フロントで「貸しきりの風呂がごさいますがご利用
なさいますか」と聞かれた。

 で、まーそれもいいかなと利用することにした。
 貸しきりってただ狭く仕切った空間があって、そこにも
温泉が引き入れてあるってだけのことだろ。
 そんなふうに思っていた。
 いや、事実としてはそうなんだけど。

 予定の8時ごろになりそろそろ行くかーと思って
フロントに出向いた。フロントに来てくれと言われていたのだ。
 するとフロントの男性がやおらそれではという感じで
先導してくれた。手にはカギが握られている。
 屋内温泉のすぐわきに引き戸がありカギで開けて「それでは
どうぞ」。ここだったのかー。

 確かに中は一人が入れば少し狭く感じられるほどの空間。
 だが、「ここにはだれも入ってこない」と思うとなんだか
うれしくなってくる。温泉をこんなふうに使うのに戸惑っている。

 貸しきりなので一日に6組くらいしか利用できないわけだが
その特別感覚がとてもうれしい。せっかくなので思いっきり時間
を費やし40分近く利用した。

 これまでほかの旅館においても貸しきりは聞いたことがある。
 「そんなのなにが楽しいんだ」って思っていたが案外とこれは
楽しいものなのだ。
 フロントの男性がカギを持参して先導してくれる。楽しさの
大きな理由の一つがここにあることは間違いない。

2007年9月21日

備蓄

    あなたは備蓄派、それとも。

 ボクは完全に備蓄派だ。備蓄派というのは
品が切れる前に買い揃えておくこと。
 だから常に在庫がある。

 こんなことがあった。
 印刷機械があるのだがインクからマスターまで
備蓄してあった。だが急に買い替えることに話は
進展したのだが、これらインクやマスターが使い物
にならなくなってしまった。

 結局、これら使えなくなったインクやマスターを
含めて下取りしてくれることになった。備蓄派の欠点だ。

 もちろん利点は多い。
 まず品切れになることがない。
 うちはビールだってそうで品切れになってから買いに
行くことはない。常に買いだめされている。

 話はまったく変わるが。
 このごろ「トマトのお酒」が好きでよく呑んでいる。
 これは赤い(真っ赤じゃない)色をしておりなかなかに
おいしい。見かけたらぜひ一度チャレンジしてほしい。

2007年9月20日

当たり前

 「池田さん、ようやるねー」と言われることがある。

 母親の足のマッサージをやったりそんなことをなにげなく
話すと「普通、そこまでやりませんよ」と。
 そうかー、そうかもしれない。

 ただ、ふと思ったのだがこれはばあさん(故人)と関連
があるかもしれない。
 ばあさんの晩年はかれこれ10年で8回くらいの入院生活
だった。中には入院の必要がなかったのもあったかもしれない。
 で、入院するとボクたちの生活は一変してしまう。

 それはそうだろう。
 旅行を取りやめにしたり家族でシステムを組んで見舞いの
日程作りをした。

 なんか、こうそんなこんなをやっていると
 「あー、健康ってありがたいんだなー、こうしておいしい
ものをいただけるってすごく幸せなことなんだー」って
強烈に感じさせられるのである。

 入院生活の実態を見てみればすぐにそんな気になる。
 ばあさんの入院は逆にこっちに幸福感を与える役目を
していたのかもしれない。そのときは見舞いに追われて
大変だったが。

 なにげなく過ごす毎日。
 今日も自宅を出ていろいろな場所に出かけられる毎日。
 ふと振り返ってみるとばあさんを見舞った光景が思い出
される。「これ(なにげない毎日でも)ってすごく幸せな
ことかもしれない」。

2007年9月19日

長持ち

    うちはよく言われることがある。

 それは印刷機械だとかコピー機だとかを使っているのだが
付き合いのあるお店の方(販売してる)から
「池田さんところは本当にていねいに使ってですね、よその
倍は長持ちしますよ」と言われてしまうのだ。

 「わたしがこの仕事をしてるから言うわけじゃないん
ですけどね」を付け加える。

 「うちはあんまり使わんからね」とも言うと
 「いやいや、それでもここは長持ちします。よほど
ていねいに使ってるんじゃないですか」。

 これには思い当たる節がある。
 およそ人というものは考えられない、信じられない
操作を平然と行ってしまうものなのだ。
 それに対してうちは「これはやってはいけません」
みたいなことはまずやらない。それが長持ちの一因かもしれない。

 たまによその会社を訪問したりすると印刷機械が
あったりコピー機があったりする。それを見ると
ほこりが積もっておりインクが付着してとても汚らしい。
 「これが気にならないんだなー」ふと思ったことがある。
 機械もていねいに使ったりまめに掃除してやると長持ち
するみたいだ。なにせ毎日、毎度のことですからね。
これは大きいんじゃないかなー。

2007年9月18日

 反省してみる。オレって食をないがしろにしてこなかったっけ。
 いや、十分に、ないがしろにしてる。してきた。

 日曜日、稲刈りの手伝いをした。家には大きな大きな
カマドがありそこではご飯が炊けていた。実は「どうですか」
と言われていたのだがこっちはその日旅館に宿泊することに
なっていたので辞退していたのだ。実にもったいないことをした。

 同じ日、ここを訪れた男性は
 「これってハガマですよね」と問うてくる。バカ言っちゃいけない。
 「これはカマドですよ」。

 大きな大きな、普通の家屋では一間つぶれてしまいそうなカマド
が設置してありそこからなんとも言えぬ香ばしい香りが漂ってくる。
 「うーーーん、生まれてから一度もこんなカマドのメシなど
食ったことがないなー」と思った。それだけでも十分に食をないがしろ
にしている。

 してみればカマドが設置してある場所は
「土間」であり「たたき」である。話にしか聞いたことがない空間だ。

 忙しい人の食というのは
 「腹が満腹になればいい」とか「今日は昼は忙しいからパス」
みたいなこともよくあるはずだ。だが、こうしてカマドから盛んに
湯気(ゆげ)を揚げているサマを見ていると「果たしてそれでいいのか」
と問われている気がしてくるから不思議だ。

 食って生存のためにあるのか、それともまた別の意味や目的があるのか。
 人それぞれだがたまにはカマドから上がる湯気でも観察しながら
そんなことを考えてみるのも悪くないかもしれない。

2007年9月17日

稲刈り

 昨日、稲刈りをした。と言ってもまー体験稲刈りってところか。

 イベントみたいなものだったのでさまざまなところから
集まったさまざまな人たちがよってたかって黄金の穂に向かう。
 およそ25人にカマが4つ。半ば奪い合いだ。

 この稲刈り用のカマというやつ。すさまじい切れ味だ。
 ザッザッで刈り取れる。

 稲穂というやつ、遠くから見たことのある人は多いはず
だが近寄ってみることはあまりないだろう。そろったススキの
根元みたいな感じだ。それをカマで1カキすれば断ち切れる。
 そんな人海戦術が始まったが片や耕運機も動きだし稲刈り
の競争だ。だが機械にはとても及ばない。

 およそ20分ほどで刈り残された(この日のために作業せず)
たんぼはなにもない剥き出しになった。そこに竹を渡して稲穂を
干す作業を開始する。こっちは機械はなしだ。
 干し方にもやり方があって7:3に分けて交互に干していく。
 こっちも人海戦術によりアッという間に終わった。

 「これが日ごろオレたちの胃袋を潤すお米なのかー、これまで
当たり前に食べてきたけど過程を知るのはこの日が初めてだ」、
そんな感慨にふける。
 日本人にとっては主食だし毎日一度はお目にかかるお米、
感謝と更なる味わいを増すためにも一度お米にかかわってみては
いかがだろうか。

2007年9月14日

アイス

 この夏はさまざまなアイスを試した。

 超高級品からモナカ、ガリガリ系までだ。超高級品
は確かにうまいが飽きてもくる。難しいところだ。
 いや、値段が飽きさせているのか。

 コンビニで買い求めることが多いのだが意外なことが
ある。新発売のアイスがあるかと思えば「あれ、おいし
かったから買おう」と思っても姿を消していることが
けっこうあるのだ。
 新発売の数だけ姿を消しているのかも。

 アイスも食べるタイミングが難しい。
 暑いとクーラーをかけているわけだし。子供のころ
みたいに暑いその瞬間に買って食べることがないからなー。
 ゆうべ、「ユズレモン」なるアイスを食った。
 ユズがとっても合うのだ。

 あなたはご存じか。
 かなり前のことになるのだがミカンを凍らせ、それを
ビニール網の中に5つくらい入れ売られていたのを。
 あれはあれでおいしかった記憶がある。
 だが、今、あれをやろうとは思わないんだな。あれって
一体どれくらいの値段設定だったのだろう。うーーん、
分からない。
 すさまじく原始的なアイスってところなのだが。

2007年9月13日

マイ箸

 このごろマイ箸を使う人が増えてきた。

 マイ箸とは飲食店、食堂などで設置されている
割り箸を使わず自分専用の箸を持参することを言う。
 ただ、自分専用というよりはエコに気を使った
措置というわけだ。

 まずは割り箸の使用を少なくしたからといって
それがどれだけのエコにつながるのか、は言える。
 だが、マイ箸を持参する人はそれだけ環境問題にも
配慮しているんだと強く実感させられる。
 いずれにしても実践につながっているわけだし。

 これも習慣の問題なのかもしれない。
 ボクは個人的には本が大好き。新聞を読むのも好きだ。
 分かったことだがこれらは紙でできている。
 同じ内容がパソコン画面で読めるからといって一足飛び
にそちらには行けない。

 あのマイ箸を見ているとどうしてもそういうことを
感じて、考えてしまうのだ。
 あなたはマイ箸に賛成ですか、反対ですか。これから
変更していく気はありますか。

2007年9月12日

ハタハタ

      ゆうべハタハタというお魚をいただいた。
 よく聞く名前ではないだろうか。そのはずなのに食べたことがない魚
でもある。ボクは昨日が初めてだった。

 「ハタハタってこのへんじゃ取れないよね、どこで取れるの」、

 「ハタハタは北海道ですよ、北海道はほかにもホッケもおいしい
ですよね」と聞かされ、そうかー、ホッケもハタハタも北海道だっ
たのかと改めて思う。

 既に空揚げにされていたがもう一度加熱すると言われいったん視界から
下がったがしばらくして目の前に。

 「頭からいけますよ」と言われメザシをいただくようにバリバリいく。

     ん、うまい。こ、これは。おいしい。

 料理屋の方のお話しによると
 「ハタハタはね、一夜干しを空揚げにするとおいしいんですよ」と聞か
せてくれる。普通、一夜干しは「焼く調理」をするものだが空揚げにして
しまうのだ。この辺りの発想がすばらしい。

 もっと大きなハタハタもあるそうだがこの日のは15センチほど。おかしら
からしっぽまでお皿にはなにも残らなかった。

 この日はほかにも「屋久のしゃくなげ」なる焼酎もいただいた。
 どうして屋久かと言えばただ単に屋久島を旅行したことがあるから。
 安房と聞きすぐに港町を思い出した。雨が降ってたっけ。
 ハタハタに屋久島の焼酎。日本の北と南だったってわけ。

2007年9月11日

モップ

 太平洋戦争中にこんなもの、あったっけ。
 なかった気もするなー。

 これまで掃除と言えばタオルをぞうきんにして
せっせとやっていた。それだとしゃがむ必要がある。

 ふと、これってモップの方が楽で良いよなーと。
 そこで日用品の専門店(っていうかよくあるよね)
に出向いた。そしたら、あるわあるわ。

 モップだけでも10種類近くある。ちなみにモップ
ってぞうきんをセットして立ったまま掃除できる、あれね。
 なつかしい木製の柄のものもある。
 あれこれ見ていくがやはり木製がしっかり力が入る気が
する。が、結局プラスチック製のものにした。

 999円。
 どれもこれも千円内外の値段だった。

 このモップの特徴は首が動くところだ。分かるなー、
こいつの利点が。
 ぞうきんを取り付けたところが可変式になっており
手元を軽く動かすだけで行ったり来りする。これが木製では
なくプラスチック製にした大きな原因。

 どうだろう。お部屋のお掃除を見直ししてみては。
 なんとなく掃除が嫌いだった人も道具一つで趣味に早変わり
するかもしれないよ。

2007年9月10日

うまい

 土曜日に鉄板焼きの店に三人で行った。

 まずはカボチャの練り物が登場。チーズも
入ってるらしくすこぶるおいしい。
 実は一週間前にもここを訪れておりボクの発案で
この店に行くことになったのだ。

 前回のときもそうだったが最初に出てきた料理から
とてもおいしかった。今回の最初はカボチャだ。

 これらを勘案してみるのに気づいたことがある。
 まー映画もテレビドラマも結局は同じことなんだろう
が、うまい店、おいしい店というのは最初の一品から
してうまいのだ。続編を頼んでもおいしい結果になる。
 そんなことを改めて確認させられた。

 どれか一つを頼んでみてそれがイマイチであれば続編
もきっと満足いかずに終わるに違いない。一つは全てを
予感させると言ってもいい。

 ちなみにこの日のメニューを書いておくと。
 「山芋のトロトロ焼き」
 「ゴーヤチャンプルー」
 「鉄板焼きのトントロ、白肉、ホルモン」
 「アボガドとマグロのサラダ」
 「お好み焼き」などであった。
 一つはすべてを予感させる。考えてみるとすごいことかも
しれない。

2007年9月 7日

向かい

 最近、向かいのご主人が自宅を出る音がすると
「起きてしまうか」と決めて起きている。

 向かいのご主人が行動の基本になってるみたいで、
どうもねー。
 ただ、最近いつもより30分くらい早くなってて、
目覚ましに使えなくなってる。うーーーん、なんだかなー。

 近くに郵便局がある。
 もうすぐ民営化される。きっとだからだろうと思うのだが
あのいつものマークがある支柱がビニールで大半が覆い隠されている。

 「あの下にはなにがあるんだろうか」気になって仕方がない。
 いやいや、見てしまえばただの「郵政公社」かなにかだろうけど。
 10月1日に民営化。
 きっとそのときベールをぬぐはずだが。明らかになるととたんに
関心がなくなってしまうんだよな。

 今、東京方面に台風が襲来しているそうだ。
 で、それが原因でこっちはフェーン現象ってやつで暑くなってる
とか。確かに暑い。昨日など34度近くまで上がった。

 ラジオで「残暑が厳しいですね」と聞くとムカッとくる。
 「これは残暑じゃなくて暑中なんだよ、暑中」と。
 さてと、暑中見舞いでもしたためるか。
 もう季節外れもへったくれもあるか。

2007年9月 6日

パソコン

 先日から母親がパソコンを使い始めた。

 と書くとたいていの人は「メールをやり取りしたり」
「これでインターネットショッピングを始められますね」
みたいなことを考える。
 違う、違うんだって。

 うちの母親がパソコンを始めるって言うのは
「クロマニヨン人が電子レンジをチーーーンさせていたり」
「ネアンデルタール人が車に乗ってるような」ものなんだ。

 すでにパソコンにソフトが入っていてセットアップしたら
そのソフトにつないで機動させるだけ。なのだ。
 だが、たったこれだけのことが何度言っても理解してもらえない。

 どうもスタートキーで終わらないことに合点がいかないようだ。
 「スタートのときにこれを押したでしょ、もう触らなくても
いいの」。

 昨日も「これ、電源を切ることができないんだけど、どうすれば
いいの」。「いやいや、ええよ、どうにもならなくなったら
コンセントぬいて」と話しておいた。
 「それはやっちゃーいけないんでしょ」、おかしなところを
きっちり覚えているんだな。

 ボク自身はレコードからテープ、テープからCDに移行した口だ。
 「読み取る」ことがなんとなく分かる。そう、飛躍はしているんだが
なんとなく手掛かりがあるってわけだ。
 母親にパソコンを指導(ボク自身まるで分かってないのだが)
しているとつくづくとそんなことを考えてしまうのである。

2007年9月 5日

質問

 先日あるセミナーに参加したのだがそこにてある質問が出た。

 「ボクたちは自宅(親の)もあるし、いろいろ恵まれている。
なにか必死になって働く気がしないんだが」というもの。
 言われてみれば確かにその通りだ。

 室内でゲームでもやっていればたいしてお金もかからず
生活していけるに違いない。それを「怠けるな」と叱咤激励
はできないだろうと、わたくしは思った。

 要するに勤労意欲みたいなものも情勢によって移ろっていく
というわけだ。「車が欲しい、旅行がしたい、自宅が欲しい」、
そんな単純(わたくしはそう思う)な欲求では動かない、
動けなくなっている気がする。
 あなたなら、彼に対してどのようなアドバイスをされるだろうか。

 また、別に「ボクは会社を作ってお金を儲け、それをチーム
全員で均等に分けていくのが理想なんです。ただ、自分でも
そんなことできるのかなって思うときもあるんですよ」。

 これは質問と言うより「こんな願望はかなうのか」みたいな
感じだった。実際に会社を作って運営したことがないからこそ
言える話だとは思ったが。

 ボクが感じたのは彼はそれを口にしたことが一番の間違い
だったのではということだ。
 「均等に分ける、分けたい」のなら黙ってそうすればいい。

 周囲に聞けばまず間違いなく「お前は甘いなー、甘い」と言われ
自分の考えを修正することになる。修正することが分かっている
のならあえて口にすることもなかったのではないかと、思うんだ。
 あなたならこんな意見を聞かされてどのように返事するだろうか。

2007年9月 4日

スズメバチ

 しゅーーーーらーーーーい。しゅーーーーらーーーーい。
 体長8センチのスズメバチを見た。
 ウソだっと思うものの、よくよく見るとセミにしっかり
としがみついていたので体長8センチになっていた。

 捕食中ですさまじい羽音を立てている。
 ウオーーーーン、ウオーーーーン。その羽音の正体が
なんなのかとよくよく近寄ってみると体長8センチのスズメバチ
だったってわけ。

 そこに自分が立ち入った(道路の真ん中だが)からさー大変。
 その羽音をさせたまま地面をはいつくばっていたスズメバチ
はボクの目線の高さにまで高度を取った。

 「むかってくる。むかってくる気だ」。すぐに分かった。
 高度を人間の顔あたりに定めて一撃必殺の気構えでいるはずだ。
 ここに至ってボクは初めて自分が置かれた状況を理解した。

 「あいつは攻撃してくるつもりでいる」ことがはっきりしたのだ。
 とっさに首回りにかけていたタオルを頭にかけ黒く見える部分を
おおい隠した。いつかテレビで見た「ハチは黒いもの目がけて
襲ってくる」が脳裏に浮かんだってわけ。

 それから刺激しないように左手に移動する。スズメバチはそれ
以上距離をつめてこようとはしない。ゆっくりとその場から
立ち去った。不思議な話だがその直後の車のラジオでキイロスズメバチ
に襲われた人たち(8人くらい)の話をやっていた。病院に運ばれた
がたいしたケガには至らなかったと報じていた。

 これまで幾度となくハチと対峙してきたが今日ほど恐怖を
感じたことはなかった。「あいつは襲ってくる」、いきなり
襲ってきたパンチみたいだった。
 あなたもくれぐれもご注意ください。とっさのことだけどスズメバチと
出会ったら自身の黒色を探して隠すようにしてください。

2007年9月 3日

キョッ

 お盆に西表島に旅行してきた。どこにあるか知らない人もいるかも
しれないので書いておくと。ボクは空路沖縄の那覇に行き、石垣島に。
 2泊して船にて西表島に。石垣島から船で40分だ。

 西表島ではバルコニータイプのホテルに宿泊した。室内はかなり広い。
 強い冷房がかかっていたがあまりの寒さに切ることが多かった。

 異変は初日に起こった。
 トイレから出るとなにかが自分の眼前にふりかかってきた。
 思わず「うわっ」と声をあげる。
 なにかが手に触れた。
 見るとヤモリだった。
 「なんだ、ヤモリか。あー驚いた」。

 翌日。一日中雨が降ってたので室内でおとなしく読書していた。
 フロントの横にある売店で飲み物、スナックも買い万全の状態である。

 す、すると。なんと室内に小鳥がいるのだ。いや、そうとしか思えなかった。
 なんと「キョッ、キョッ、キョッ、キョッ」とさえずる声がするのである。
 「な、なにゆえ室内に小鳥が」。
 窓際に座っていたのだが声はベッドの辺りから聞こえる。

 だが、すぐに「部屋の中に小鳥なんているはずないじゃないか、
だけどあれって絶対に部屋の外じゃなくて中だと思う」、そうは
思いつつもまた本に向かう。しばらくするとまたキョッキョッ
キョッキョッ。「あれは絶対に室内だ」。確信した。

 ボクの判定だがあれはあのヤモリに違いない。
 してみると、すさまじいヤモリの数。何匹も見かけた。
 しかし。ヤモリって鳴くもんだっけ。

 ふと窓の外を見るとヤモリが一匹の大きな昆虫の後を舌を
ちょろちょろさせながら追いかけている。それが自分の体長よりも
大きな昆虫を追いかけているんだ。しまいにはあきらめたけど。
 今回の旅行では一番西表らしい風情を感じた瞬間だった。
 今も自分よりも大きな昆虫を追いかけていたシーンが脳裏に浮かんでくる。