2007年5月31日

別件

 たまに不思議に思うことがある。

 先日もそうだったがある知人に電話した。
 すると、「近々、こういう催し物があるんですよ、
いかがですか」って話になった。

 別件で電話したんだから少し違和感があったのだが、
後でゆるりゆるりと考えてみると「これって電話
しなかったら聞けない話だったのかも」と感じた。

 どうなんだろう。
 きっと相手もわざわざ電話してまで出欠の確認など
するつもりもなかったのだろう。だが、そういう
きっかけで聞くことができた。不思議だ。

 これも一つの縁に違いない。それも電話をしたから、
やってきたとしか思えない。
 世の中にはこういうことがもっともっとたくさん
転がっているに違いない。本来の用事ではないのだが、
とても有益な情報が転がり込んでくるってことが。
 たまーに、だけどこういうことがある。

2007年5月30日

ホタル

 今の季節の風物詩と言えば、ホタル、
ではなく雑草である。
 とにかくしつこい。

 先日、クワをふるって土を掘り起こし、
ていねいにドロをふるい落として雑草を抜いて
いった。

 ものの一週間もしないうちにまたそこに行って
みると小さな小さな草がびっしり。
 自分は大変なことをしでかしてしまったと思った。
 雑草のために耕していたのである。
 そうとしか思えない。

 ただそれでも重要度があり、ススキ、芝の類いは
徹底的に除去する。もちろんススキは手が切れる
からで、芝は除去が難しいから。

 はー、除去はまた雑草が生える下地を作ることに
なる。そうは言っても抜かなければならない。
 ボクたちの仕事もあの雑草のしつこさでやれば
成功間違いなしだね。

2007年5月29日

メニューのない店

 先日、ある店に伺った。この店の見つけ方からして現代風なのだ。
 ネットにて紹介してあり、興味を感じて訪問したわけ。

 この傾向はかなりはっきりしており、一つの流れを形成している
ようだ。あなたも経験あるのでは。

 これからなにかを売りたい人たちはネット、ブログやミクシーなど
でいかにして取り上げられるかを念頭に置かないとなにも始まらない
時代になったのかもしれない。

 さて、先日、訪問した店だが
 三人そろったところで「さて、はじめるか、すいませーーん、
メニュー、おねがいしまーーーす」と声をかけたのだが返ってきたのは
 「うちはメニューがないんですよ」だった。
 その瞬間、脳裏に冷たい汗をかいた。

 「あんた、この店のシステムを知らないんだね、うちは
ね、ちょっと違うんだよ」を浴びせられた気がした。
 「うちは予算を言っていただいて、お出しするんですよ」
だって。こっちのおなかの都合とか関係なし。

 で、鳩首会談の結果、4500円としてお願いした。
 座っていると料理は勝手に出てくるのだ。どれもこれも
おいしかったがこのシステムには面食らってしまった。

 ボクの頭の中にある「メニューがあってそこから選んで
いただく」、一つの常識みたいになっていたのだが、音を
立てて崩れた瞬間だった。なにをおおげさな、と思うだろう。
 実際に店の人から「うちはメニューがないんですよ」と
言われてみなさい。きっと衝撃を受けるから。

2007年5月28日

マック

 「あー、あれ、あれですか」。
 先日、男性と車の中で話し込んでいるとおもしろい話になった。
 この男性、大学入学と同時に某Mハンバーガーショップに勤め、4年間、
勤め続けたと言う。

 「だからなー、あんたは純粋培養って気がしたんだよ、その性格は顔かたち
だけから来るんじゃなく、一つの勤務先をずっと続けられるのも関係してるんだぜ」。
 「ですかねー、だから大学生のころはキャンパスとショップの往復しか記憶に
ないんですよね」。

 「で、大学はどこ」、
 「福岡です、福岡は良いところですよ」。

 「ところでさー、前にレジのところで支払っているとスマイル0円って
あったんだけどさ」。
 「あー、あれですか、あれはある店とない店があるんですよ、ボクの店は
ありましたけど」。

 「えっ、ないところもあるの、で、ああいうのって(スマイルお願い)
みたいな人がいるの」。
 「いるんですよ、あれは男のところには来ないんですけどね、若い女性の
ところには(おい、お前、言えよ)みたいな感じで周囲にそそのかされて
来るって言ってましたよ」。

 「で、(スマイルお願い)って言われたらどうするの」、
 「仕方がないから、ニッとやるそうですよ」。
 「ぶっきみだなー。言う方も言う方だけど、言われてやる方もどっちらけだよな」。
 「みんな中じゃそう言ってましたけど」。

 「ボクらはよく中でマックスペシャルとかいって作って食べてたんですよ。
ショウユとかかけて、これがめちゃくちゃうまくて、これだけうまかったら
売ればいいのに、とかやってましたよ」。
 「ぷはっはっは、自分が販売しているものよりスペシャルの方がうまいってか」。
 「売れるはずもないんですけどね」。

2007年5月25日

日記

 日記を、ほぼ毎日、こうして書いている。
 毎日ということは、書く立場になってみると
「出来が良くても悪くても」なにかを考えて掲載
しなくてはならないということだ。

 ここで問題が発生する。
 毎日、書いてみて分かるのだが
 「うーーーん、今日はなにも出てこん(こない)」
ってことがよく起こるのだ。当然だ。

 そんなとき、ふと
 「良いものが思いついたときだけ書こう」と思う、が、
「毎日、続けることに意味はあるのか、ないのか」も
脳裏をよぎる。

 そして、もう一つ。
 とにかく頭を悩ませていれば、毎日、書こうとすれば
捻り出すことが、できるのではないか、とも。

 当然、
 「この人はよくもまーこれだけつまらないことばかり
思いついて書けるもんだ」と思われているのではないか、
とも格闘しなくてはならない。
 ね、毎日、エブリデーというのは意外と大変なこと
なのだ。なにをするにせよ。

2007年5月24日

買ったワケ

 「きみがこの本を買ったワケ」を読んでる。
 と言っても昨日届いてまだ6ページほどだ。

 内容は「なぜ帰宅途中にコンビニに寄ってしまうのか」
「なぜレジ前に並んだお菓子を買い物カゴにほうり
込んでしまうのか」、購買動機について、だ。
 とにかくおもしろい。
 まだ6ページではあるが。

 さて、このごろSNSを使ったコミュニティー
が盛んだ。友人との私的な会話、をネットでやって
しまおうということだ。

 これだと友人の日記の題名がこっちに記載される
のだが、「ダメだった」「こ、これはお買い得」
など、どうすれば読んでもらえるか意識している
日記が随分とある。どこかで意識しているんだろう。

 ボクなどは「なぜこの日記を読む気になったんですか」
と問われたなら、題名が気になった、がかなりある。

 さてさて、そうすると本の題名にまでこの傾向が
現れた気がする。これはきっとSNSの影響がかなり
大きいのでは、最近のブログの影響が大きいのでは
と思う。
 ま、題名は全てを制するカギと書いてもいいんじゃ
ないかな。

2007年5月23日

お肉

 とうとう。やってしまった。どうしよう。

 妹が「先日の打ち上げをしよう」と提案したので
「そんじゃうまい肉でも買って食べるか」と応じた。
 それはそれでとても良いことなのだが。

 昨日、ディスカウントのお店で酒を買っているとき、
たまたまお肉屋さんを発見。

 「あーそうだ、ここで買えば良い」と合点がいった。
 陳列ケースを見ると「チラシの品、100g298円」の文字が。
とっさに、このお肉を600gと口にしていたのだが、
陳列ケースを左にパーンすると。

 なんと。100g980円の、お肉があるではないかーーーーーーっ。

 で、あまり深く考えずに
100g298円の肉を300g。100g980円の肉を200g、
買ってしまったのだ。

 おいおい、これ、どういう順番で食べるの。
 それから黙って980円の肉を食べ尽くしたらきっと
ミニ暴動が起こるに違いない。
 これは考えに考えを重ねてからするべきこと、だっ
たのだ。うーーーん、どうしよう。
 黙っていようかな。だけど後からなにを言われるか。
 うーーーん、鳥肌がたってきた。

2007年5月22日

帰還せず

 「帰還せず」を読んだ。と言ってもまだ30ページくらい。
 太平洋戦争が終了しても彼の地に残った元兵隊たちにその
心境を聞き取ったものだ。
 実はこれ、かなり前に買い求めたのだがほったらかしに
なっていたのだ。

 改めて引っ張り出して読んでみると
 「うん、いやいや、これは、きちんと読む必要があるぞ」
と思ったのだ。

 元兵隊のセリフが元になっているからか、自分が戦場
その場にいるような気にさえさせられる。
 迫真の描写と言っていいのではないか。

 「インパール(コヒマ)作戦では撤退につぐ撤退、退却に
つぐ退却で。道に横たわる同僚を助けてあげることもできず、
あれが一番悔しかったですね、助けたら自分がそういう境遇
になってしまうし」。

 「みんな勇敢に闘いましたよ、だけどこの作戦では戦闘その
ものよりも飢えと病魔に苦しめられて亡くなった人の方がよほど
多かったんですよ」。

 「運命を感じました。隣の塹壕と数センチしか違いがないのに
振り返ってみるとごちょうは跡形もなく吹き飛んでましたから」。

2007年5月21日

クッキング

 クッキングとオカリナの演奏会、と聞けばだれしも
「クッキングするんだな、うまくできるかな」と
思うはず。ちっちっち。
 ちょっと違うんだな。いや、ボクも行ってみて
分かったことなんだけど。

 土曜日にクッキングとオカリナの演奏会に行ってきた。
 クッキングとはここのご主人さんが作ってくれるわけ
だがレシピを公開してもらえるということなのだ。
 で、そこで使われるお塩であるとか、オリーブオイル
などがバンバン売れるというわけ。

 お塩はここ特製のものである。
 「お料理にこのように使ってください、おいしいですよ、
ここで売っています」ってことなのだ。
 そんなわけで、お塩、オリーブオイル、蜂蜜などを買い
求める結果に。うまくできてんの。

 ついでに言うとオカリナはとても良かったのでうちの
催し物で演奏していただくことになった。なんかこの日
一日でいろんな物事が前に進んだって感じだ。
 だけどこういう出会いを大切にすべきなのかもしれないね

2007年5月17日

本屋さん

   長らく本屋に通っている。
 本屋で必ず出会うものと言えば、本屋の店員さんである。

 ボクの場合、「あれば買う、なければ注文」になること
が多いので、店員さんとの付き合いも普通の人以上だ。

 だからレジのところで注文の本が届いているかどうかは
「ある、ない」で通じてしまうのだ。
 注文の本が届いているか、届いてないか、の確認がこれ
だけで済んでしまうのだ。

 長らく、本屋に通っているからかある共通点のようなものを
見つけた。それは本屋の店員さんというのはどことなく
おどおどした、物静かな人が多いことだ。

 「ファイトー、いっぱーーつ」みたいな人はこれまで見た
ことがない。あれは本屋に勤めてからそうなるのか、もともと
そういう人しか入ってこないのか。知らないが。

 一度、本屋さんに尋ねてみたいことがある。
 「この本屋での購買ベストランキング10にわたくしは
入っているのかいないのか」だ。もし、入っていたならば、
うーーーーん、なんとなく怖い気もするな。入ってたりして。

2007年5月16日

オイル

 実は、なにを隠そう、最近、オイルマッサージ
をうけているのだ。

 きっとこの原因は散髪屋さんでのフェイスマッサージ
にあるはずだ。いつだったか「最近、フェイス
マッサージを始めたんですがやってみませんか」と
言われた。もちろん別料金がかかる。

 プラス800円くらいでフェイスマッサージと
顔パックがしてもらえる。鼻の辺りをマッサージ
してもらうとスーーーッと空気が通るのが分かる。

 これらフェイスマッサージは散髪屋に行くたびに
やってもらうのだがオイルマッサージはホテルなどに
宿泊したときのみ。やはり1万円くらいかかるからね。

 昨今のホテルではこれらオイルマッサージに力を
入れてることも多い。のも原因か。
 すばらしいのは宿泊したホテル内でやってもらえる
から移動がないってこと。「このまま寝るのには早い
し、かといって知らない土地で呑むのもなー」って
考えるとあとは早い。

 宿泊先のホテルの中なので「何号室だから都合が
ついたら電話して」とフロントに連絡しておけるのも
好都合だ。ちなみに夕食も同じことをする。
 (ホテル内のレストランの場合)
 世にはびこるオイルマッサージ、その意外な原因が
こんなところにあったって話さ。

2007年5月15日

覚悟

 ゆうべ、ある人から電話がかかってきて、
「おう、メシ、もう食った、そんなら呑むか」と
言われ、出かけた。
 おいしい店だったが、そんなことはどうでもよく、
とても良い話を聞いた。

 「男の価値ってやつは平時じゃなく、窮地に立た
されたときに迫られるんや。お互い、そんなときにも
男でいような」。

 「人間、いつでも覚悟が大事や、覚悟するって
ことは捨てるってことなんや、だらだらと毎日を
過ごしていたってムダや。あれも欲しい、これも
欲しい、のはみんなそうやけど、その結果どこにでも
いる男になりさがってしまうんや」。

 「人はやらされても長続きしない、そういうもの
なんや、自分が選んで取り組むから必死になって
食い下がる。そういうもんや」。
 覚悟でいろんな物事が決まったり、前に進んだり
するもんだと思うな。

2007年5月14日

とまらない

 先日から、少し「かっぱエビセン」ファンに戻りつつある。
あれは「やめられない、とまらない」と言われるが、
本当にそうだ。とにかくおいしい。開けると最後の一個まで
食べてしまう。

 「目にあまる英語バカ」を読んだ。これの説明
は難しい。
 英語のところにほかの字句を持ってきてもかまわ
ない。日本人の特性と言っていいかもしれない。

 「英語が必要なら勉強すれば。必要ないのに焦って
取り組む、できないとバカにされると思い込む」など、
つまらぬ気分を持つな、が大筋かな。

 これは一言で言えば「集団で群れるな、自分の頭で
考えろ」ってことかもしれない。意外と難しいかも。

 「たったひとりのボクが市長になった」も読んだ。

 こっちは施設育ちの草間さんが市長にまでなった、
というお話だ。前段で「施設で育ったボク」を意識
されるはずだが、全体を読んでみてあまりそんな感じ
がしない。自分を落としておいて市長のところで
「やはりこいつは違うな」とか思われることを「よし」
としてない、と感じた。ここらあたりはすがすがしい。

 中で何度か「スピークアウト」の語句が出てくる。
 自分のことを赤裸々に語るってことなのだが、著者が
そのすべてを語っていることはすぐに分かる。
 それが説得力を持たせ、迫真に迫る展開になっている。
 とにかくこの2冊は目を通して絶対に損はないと感じた。

2007年5月11日

ETC

 ETCをご存じだろうか。車を運転する人
ならすぐにピンとくるはずだ。
 車に機械を搭載しておくと高速道路での
乗り降りが楽にできるという優れもの。

 あれが見ているととても気持ち良さそうだ。
 中にはわざと速度を上げてバーを持ち上げる
ことに楽しみを見いだしてるとしか思えない人
もいる。

 分かったように高速道路では料金が必要だ。
 とすると乗るときにチケットをもらう。料金
を支払うときの手間、と双方で手間が生じる。
 ETCはこれを解決してくれるってわけ。

 で、今回、ETCについて書いたのは。
 実はスペインを旅行したときのこと。スペイン
にもETCがあるのだ。乗り込んだバスは搭載
していたのでスムーズに通行できたのだが。
 ただ、日本と違うのは一番端っこにブースが
一つ。要するにまったく一般的になってなかった
ことだ。10くらいあるブースのうちETCは
一つだけ、だった。

 それに比べると日本は導入から一般的になる
までの時間がものすごく早い気がするのだ。
 このようなところにも「ほかの人と合わせる」
国民性が出ている気がする。
 実は、日本ではETCの車に便利なように便利
なようにできている。それももちろん導入を促進
させている事実だけどね。

2007年5月10日

サイレン

 ボクが暮らしている町は朝6時になると
サイレンが鳴り響く。それはそれは大きな
音なんだ。
 「そろそろ起きろよ」だ

 で、実に不思議なことが起こる。
 このサイレン、聞こえるときと聞こえない
ことがあるのだ。いや、鳴ってるときとそうで
ないときがあるということではなく。
 毎日、毎日鳴ってはいるのだが。

 今朝だ。
 「サイレンが鳴ったら起きよう」と思って
いたのに、いつまで経っても鳴らない。
 時計を見ると過ぎていた。おっかしいなー。
 鳴り響いているはずなのに、聞こえるときと
聞こえないことがある。
 こんなことって、ありますよね。

2007年5月 9日

バースト

 三日、木曜日のことだ。ボクは広島空港に車で向かっていた。
「どこか旅行にでも」と思うだろうが、送迎してあげたのだ。
 朝一番の飛行機だった。

 その、空港に向かう高速道路でそれは起こった。
 ボクは気分転換にサービスエリアに寄ってコーヒーを買い求
めたのだが、そこから出てしばらくしてから、「おやっ」と
思う光景に出くわした。

 瞬間、「動物がひかれてる」と思った。
 真っ黒い物体が(1メートルくらい)、高速道路の追い越し
と走行車線の真ん中に、あったのだ。

 そして、ふと前を見ると前方を走るトラックから
「パラリパラリ」といった感じで黒い物体(先ほどのより小さいが)
が落下する。その落下物は後方を走っているボクの車を直撃するか
に思えた。

 「どうしたらいいのか」、「こんなトラックは追い抜いてしまえ」
と追い越しにかかったがタイヤの破片が飛びかかってきてたまらない。
 トラックは既に40キロくらいで走っている。
 運転手は気づいてるようだ。
 ボクは仕方なく追い越しをあきらめ駐車灯を点滅させてトラックと
距離を取った。

 事情の分からない後続車はすさまじい速度で追いつき、だが後輪から
火花を散らして走るトラックに気づくとパニックが広がった。
 瞬時にダンゴ状態になる高速道路。
 それでも一台が追い越しに成功するとほかの車やボクも追随。

 火を噴く(タイヤ部分から)(ホイールがこすれて火花が散っていた)
(この時点でタイヤと呼べるものはなくなっていた)トラックは
インターチェンジまで走ってしまう考えのようだ。
 みなさん、車はときとしてこんなことも起こります。自分はしっかり
していても前を走る車がそんなことになることも。車間距離をしっかり
取って走りましょう。改めて考えるとゾッとさせられる事件だった。

2007年5月 8日

匂い

 先日、偶然の出会いがあった。
 出雲にある出雲グランドホテルに宿泊した
のだが、翌朝の朝食のときのこと。

 ホテルで朝食をいただいたのだがほぼ
バイキング。自分で好きなものをとってきて
いただくシステム。最後のところにミルクが
あった。

 ラベルに「地元で信頼できるところから
仕入れています、飲んでみてください」と
してあった。ちなみにラベルとはホテルの
人が書いたものだ。
 飲んでみて驚いた。うまい。うまい。
 これはうまいよ。ほんと。

 そして戻ってきて「自主独立農民」を
読んでいると同じ島根県木次町の、放牧させて
とったミルクのことが出てくる。
 「これって、あのホテルで出されたミルクの
はずだ」と思った。だってすぐ近くだもの。

 とまーここまではそんな出会いを書いたのだが。
 よくこんなことを聞かされる。
 「これ、紙パックの匂いがする」
 「だから瓶がおいしいんだ」などなど。
 ボクは気づかなかったのだが周囲の人たちによると
敏感にそんなことを感じるようだ。

 とすると、ボクがホテルで飲んだミルクは
ピッチャーに移されていたり、さりげなく氷が
入っていたりすることによるうまさもあったのかも
しれない。手間と言えば言えるが、おいしさのため
の手間なのだ。

2007年5月 7日

 この連休で何冊読んだだろう。
 だが、どこか食に関連するものばかりだった。

 まずは「おいしいハンバーガーのこわい話」。
 実はこれ、「ファーストフードが世界を食い尽くす」
の子供向けに書かれたものだったようだ。ボクには
こっちが正解。読みやすかった。

 ハンバーガーを取り巻くこわい話がたくさん出て
くるが、敵視するばかりではなくこれらの話を
きちんと知っておくことが大事だと感じた。

 次は「マグロ戦争」だ。
 中で気になったのが漁業関係者の「安くて良い
魚なんてあるはずない」のお言葉。
 ハハー、なるほどー。
 このセリフだけでこの本の価値は十分にある。
 要するに「食にはきちんと金を払え」ってこと
なのだ。

 お次は「自主独立農民」だ。
 島根県木次町で実践されている「ゆるやかな
連帯」について書かれたものだ。

 文中に「この地域の人たちはお金儲け以外の
ことばかり熱心にやる」は本質をついている
気がした。本来農家では自宅で食べ物を作る。
 それを周囲に渡して自分ちにないものを手に
入れる、だ。お金などからむ必要はないのだ。

 今回、食に関する本ばかり読んだが一貫して
感じたのは「食にもっと関心を持とう、食に対して
きちんとした対価(もっと払えってこと)を払おうと
いうことだ。

2007年5月 2日

カラコロ

 同じく日曜日、カラコロ工房に行った。
 実は再訪で、島根県松江市にある。

 その日のお泊まりは松江で、しんじこ温泉に
改名なった「なにわ一水」。近いので車は
ここに停め、歩いて行った。

 松江の、有名なお掘巡りもしたのだが、そこでの
案内で「昔の松江では間口で税金が決められて
いて」と聞いたが、それを知ってか、歩いていて
もそんな家屋が気になる。
 車をタテに入れると、(横づけは無理)その車の
幅より少しだけ大きいんだ。これが間口。
 どれだけ横が小さいか分かるだろう。

 そんな町並みを見ながらカラコロにたどり着く。
 ここは元日本銀行松江支店で、だから地下には
大金庫の扉がそのまま残されており見学もできる。
 厚さ50センチはあろうかと思われる扉が開けた
ままになっている。カラコロに来たならここは必見。

 この工房にはいろんな職人さんが集まっている。
 体験型のものもあり、自分で作ってみるのも
すばらしいと思う。ぜひ松江を訪れたときにはここも
訪れてほしい。ちなみに松江城(創建時のまま)も
すぐ近くだ。

2007年5月 1日

どっこいしょ

   おかしくてたまんないの。

 日曜日に島根県にあるフォーゲルパークに
行ってきた。ここはお花と鳥たちがあふれ返る、
楽園みたいな場所だ。

 入ったすぐのところにフクロウやミミズクが
暮らしている。開園すぐだったせいかいつもは
寝たようなフクロウたちも顔を動かしたり目を
ギョロつかせたりしている。
 だが、その動きは少し緩慢。

 で、隣で一緒にそんなフクロウたちを見学
しているおばあさんが笑いの正体だ。

 なんと、このおばあさん、
フクロウが片足を上げ、着地させるたびに
「よっこいしょー」「どっこらしょー」と
声をかけてあげるのだ。クックック。
 その声を聞いているとグハッハッハと笑い出
したくてたまらなくなる。
 おばあさん、許して。おかしすぎ。

 しかし。フクロウやミミズクたちと同調できる
そのセンスは案外、すばらしいのかもしれない、と
思いつつ、腹を抱えて、声には出さず笑ってしまう
のだ。