2008年12月24日

佐藤栄作元総理

佐藤栄作元総理の核使用に触れた発言が最近公開された外交文書で明らかになった。戦後、日米安全保障条約のもと、アメリカの核の傘で守られるという日本の立場からは、戦争になった場合のアメリカの核の使用の可能性に触れるのは至極当然のことである。国家戦略、国防や外交について、国家の安全や利益に係る情報の機密性は担保されなければならない。

「ノーベル平和賞をもらうために非核三原則の嘘を言っていた。」のではないと思う。陳腐で的外れな言葉で問題を矮小化していただきたくはない。今日、非武装中立を唱える方は少ないと思うが、国の安全をどういう体制で構築するのか、そのことでの論議が待たれているのである。

今回の騒動(?)で、国家・国民の安全と利益を考えての国政を担う本物の政治家の姿というものを久方振りで垣間見た思いがする。

国家の機密として封印されたものは、やがて時を経て公に晒され、歴史が検証してくれることになる。
理想の政治家は場当たり的な人気取りの政策とは無縁な存在なのである。

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