• 2007年8月31日


    早いもので、明日からもう9月ではないか。やりたいことが色々あるけれども、時は猶予を与えてはくれない。日中の暑さも、かなりしのぎやすくなった。ところで、わたくし個人としては寒い季節が結構好きであり、雪に閉ざされた北国に郷愁を強く感じる。けれども、そこで生活される方にとっては、長き冬の間、その厳しい自然と対峙しなくてはならない。「何て無責任で、暢気なことを言っているんだい。」と、怒られそうである。冬、温泉に行くとすれば(なかなか行く機会はないが...)、わたくしは北へ、家内は南へと確実に意見が分かれそうである。湯来温泉や湯ノ山温泉(浅野藩のお殿様の湯治場が残っている。)が事務所から近く、たまに利用させていただいている。先日、150CCのスクーターを駆り、湯ノ山に出かけた。一人でゆっくりと温泉につかり、それから外に出て打たせ湯(かなり冷たい水であるが)にかかる。山から引いた3本のパイプの内、右(山を背にすると左側)のものが水量が多く、痛みを伴うぐらいの水の勢いである。命の洗濯(?)、たまには必要か。



    2007年8月30日


    今、切手少年はどこに!

    子供の頃、記念切手を集めるのが結構流行っていたものだ。1964年の東京オリンピックの記念切手などは、日頃は切手収集など縁遠い大人たちも、発売日には郵便局に並んだ様に覚えている。切手はストックブックというものに整理していくが、中学校も2、3年生になると、収集した切手も相当の数になってきていた。4歳上の姉に頼んで、東京土産(?)にボストークを手に入れてもらった。切手の図案が全部印刷されているもので、それぞれの箇所に収集した切手を貼り付けていくものである。もちろん、専用のフィルムのようなものでお宝の切手は汚れないように、また、傷つけないように包んでいる。切手を扱うときは、かなり神経を使っていた。指紋を付けないように専用のピンセットを使用するだけではなく、たかが切手ごときに、名刀の関の孫六を取り扱うがごとく、マスクまでして息が切手に害を及ぼさないようにしていた。しまいには、切手に癒されることなく縛られ、疲れるようになっていた。中学校も終わる頃、切手の呪縛から解放されんがために、集めてきた切手のあらかたを友人に渡してしまった。それ以降、ことさら切手について考えないようにしてきたが、今でも記念切手が発売されると思い出すことがある。

    今、切手少年はどこに!(2枚目)

    ところで、今は記念切手が額面を割る形でSHOPなどで売っているようであるが、かつての切手少年としては、大変に寂しく、また辛い。国立公園シリーズや動植物シリーズその他の記念切手でたくさんの知識を得、夢を膨らませ、そして友人との交流にも役に立った切手である。当時、少年ジャンプ、少年サンデーなどの月刊誌(わたくしはマガジン派であった。)には、記念切手を通信販売で取り扱う会社が広告を出していたものが、今の少年雑誌には、そんなものは一切載せられていないようである。記念切手の趣味の収集が極めて不人気ということなのであろう。

    「月に雁」、「見返り美人」の名前が懐かしい。もう一度やってみようかな。



    2007年8月28日


    光市母子殺害事件における被告人の弁護士が、橋下弁護士を提訴することになるとか。
    大阪でのテレビ出演中、被告人の弁護活動をしている複数の弁護士の懲戒処分を電波を通じてアピールしたことによるものらしい。正当な弁護活動に対する妨害を受けたとして、はたして、実際に広島地裁に提訴されることになるのかどうか。

    以前にも独白日記に書かせていただいたことがあるが、無残に殺害された妻と子のために孤立無援で戦っている本村さんのために、心ある法律の専門家が(名前を出さなくても構わない。)集まり、サポートしていただけないかと思っているが、今回のことは、もしかすれば、そのような動きを触発する契機になるかもしれないと、少し期待している。超多忙の橋下弁護士であるが、逃げずにきちんと対応していただくことをお願いしたい。7人の子を授かった氏であるからこそ、命の重みを世に問う姿勢に揺らぎはないと信じている。頑張って欲しい。



    2007年8月27日


    通常、建物の賃料は、グレード・築年数・広さ・設備・エリア等によって変わってくるものであるが、貸主の事情により、割安なものも割高なものも出てくる。アパートやマンションのような集合住宅を建てる場合、ほとんどのケースで借り入れが発生する。当然に月々の賃収から返済することになる。余裕のある場合とそうでない場合とでは、賃料の額の決定に差異を生じざるを得ない。余裕があまりないと、築浅の間は何とか入居率は維持できるものの、やがてメンテナンスが必要な時期になってくると、資金的にうまく回らなくなることも多いように思える。どうしてもきちんとしたメンテナンスや設備向上への対応が遅れがちに成り、また、安易な大幅な賃料の引き下げも返済金の関係でままならず、アパート・マンション経営の厳しさを思い知らされることも出てくる。ところで、賃貸物件をおすすめする仲介業者としては、ある程度、賃料相場は心得ているものの、人気の物件とそうではない物件、割安の物件と割高な物件などと、不遜であるが、つい色分けしがちである。お客様のニーズにあった物件を大量な情報の中から瞬時に提示することを求められる仲介業者であるが、単純に「割安」だけを最優先にしているわけではないように思える。オーナーの日頃の経営姿勢や入居者へのかかわり方は、物件の良否を分ける。仲介業者にとっての自信のある物件とは、そんなのを言うのであろうか。



    2007年8月26日


    8月25日(土)・26日(日)の両日、ミサワホーム中国広島支店で「夏の住宅まつり」が開催された。祇園方面の仕事の帰り、11時頃、立ち寄らせていただいた。たくさんのお客様で各ブースは賑わっていた。H課長にご案内いただく。昨年は、井口台の中古の売買でお世話になった。会場内には、フリーマーケットもあり、売上金は、新潟県中越沖地震で被災された方々に義援金として日赤を通じて届けるというもの。出品は、社員さんの自発的に拠出されたものとうかがった。わたくしは、bodumのONE CUP COFFEE BREWER とJUNKO KOSHINOのコーヒーカップのセット(スプーン付)を買い求めた。申し訳ない程の金額であった。ところで、材木屋からスタートを切られたミサワホームさんだからこそ、自然の恵みの有難さが良く分かっている。これから、環境問題にも社を挙げて取り組まれることもあるのではないかと思う。地震は天災であるが、今日の環境破壊で被害が甚大になることは容易に想像できる。義援金は、そうした思いから出てきたのであろうか。

    夏の住宅祭り(MISAWA)

    夏の住宅祭り(MISAWA)(2枚目)



    2007年8月24日


    24日、積和不動産中国(株)のMAST会員各社がRCC文化センターに集まり会議を行なう。13:30~18:00までの長時間であったが、入居率を高めるためのグループ発表が行なわれた。参考になる提案も多かったが、賃貸の仲介で、かくも真摯に、日頃の競業会社が心を合わせて熱く取り組みが行なわれること自体が、とてもすばらしいと思う。




    広島県中小企業家同友会の会員で不動産関連の事業所やいわゆる士業と言われる専門家が集まり、「不動産関連部会」を組織している。現在の部会の会員数は53人であるが、不動産、建設、設備、通信、建築設計士、土地家屋調査士、司法書士、弁護士その他、様々な会員がいる。広島クリスタルビル8階の事務局を会場とする毎月の例会が活動の中心である。微力な私ではあるが、現在、会長として皆様のお世話をさせていただいているところである。毎月の例会でお話いただく講師が必要となるが、3期目となると、ネタ切れ(?)というわけではないが、来月、再来月と、早目に予定を組んでいくのは結構頭を悩ませることになる。これまで、何とか無事にやって来られたのは、役員さん、会員さん、同友会事務局の皆さんの協力のお蔭と心から感謝している。「楽しく、ためになる例会」を企画することを目指しているので、お呼びする講師もバラエティーに富んでいる。会員相互の交流がビジネスに直接に結びつくことを想定はしていないが、結構、実を結んでいるようだ。今年度は第四水曜日を中心に、18:30から21:00の時間帯で例会を行なっているが、会員以外のオブザーバーさんも会費1000円(コーヒー、お茶付)で参加できることにしている。例会後は近隣のお店に移動し、講師を囲んでの楽しい懇親会で盛り上がることを常としている。



    2007年8月21日


    健康のためにと事務所近くのスポーツセンターに通っている。早い時間に行けばウェートトレーニングも色々とできるのであるが、私が行くのがいつも遅く、平均的には夜8時30分から40分位になってしまう。9時がラストなので、ロッカールームで支度をすると即プールに。ストレッチなどの準備体操なしでいきなりプールの水の中に。25mプールも、なかなかどうして手強いのである。中学校では水泳部(あまり実力と実績のないキャプテンであったが)だったので、泳ぐことに少しは自信はあるものの、それなりに結構ハードである。そこは女性会員が圧倒的に多い。私よりもはるかに先輩と思われる皆さんが、ダッシュや流しで時間いっぱい楽しまれている。私にはとても真似のできないことではあるが、すごいものだといつも感心している。プールから上がると、ロッカールームから続くサウナ&バスへ直行。これがなかなか良くて気に入っている。体を動かした後、自宅に帰ってのビールは格別である。汗を流した後なので、ぐびぐびやるビールも抵抗なく胃に収まってしまう。適度の運動と腹八分目の食事が何より大切であるが、「加茂川の水、双六の賽、荒法師」同様、思うようにはならない。とりあえず、11月3日の第27回「ひろしま国際平和マラソン」までにもう少し体調を整えておこう。今年もエントリーするぞ!



    2007年8月20日


    本日、私が遭遇した「気になる人」を紹介しよう。

    車の運転中、車外へポイ捨てする自称「きれい好き」の人。忘れ物ですよと、つい、ゴミをお返ししたくなる。そんな「きれい好き」より、車内にゴミをためこんでいる整理べたの人の方が余程良い。

    昼の食事どき、お店のカウンター席で、辺り構わず副流煙を撒き散らしている人。せっかくのごちそうに水をさされた嫌な気分になる。

    こどもを注意できない親。ファーストフードのお店などで、大声を出し、騒ぎ、走り回り、意味もなくブラインドやロールカーテンを無茶苦茶にいじっているわが子に、なぜ、何も言わないのか。



    2007年8月19日


    事務所に飾っている版画に、「おかもとみわこ」作品がある。大分、昔のことになるが、たまたま画廊にあったのを気に入って買い求めたのが1枚目であった。それから後、3枚が増えた。当時、妻がいみじくも言った。「え、どうしてそんな絵を?」私は返答をしなかったが、精神でもやられたのではと、妻は心配したらしい。20年近くもわたくしの身近にある版画であるが、なぜか画家・版画家としての「おかもとみわこ」を知る機会はなかった。あえて知ろうとしなかったと言った方が事実に近い。彼女の版画には、地球、自然、人間、動物、共生、夢、希望といった作者が願い求めている大切なものが、パステルカラーの明るい色調で溢れている。それだけでわたくしは心の奥底から希望がわき、幸せ気分に満たされた思いがしたものだ。今日、インターネットで「おかもとみわこ」さんを初めて(?)知った。たくさん載っているではないか。当たり前である。経歴も、写真も紹介されている。いろんな方のコメントがあったが、昔からイメージしていた印象とぴったりであった。これからも、お元気に、たくさんの作品を発表していただきたいと思います。ぜひ、片岡球子先生くらいまで頑張ってください。「Miwako the Dream」「Grand Prix」「Dream Land」「INFORM」が事務所に飾ってありますので、興味のある方はぜひご覧ください。

    おかもとみわこ

    おかもとみわこ(2枚目)

    おかもとみわこ(3枚目)

    おかもとみわこ(4枚目)



    2007年8月18日


    防衛庁から防衛省に昇格し、初代の防衛大臣となった久間氏であったが、原爆に関する舌禍事件の責任を取る形で辞任。その後を継いだのが小池氏。人物評は色々と思うが、女性が国防のトップを初めて任されることになった。本来、女性はある意味で保守的であるように思う。わが子や夫、家族への絶対、無垢、無償の愛は格別であり、大事なものを護るためも強く平和を望む。それは治安の悪化や外敵の侵入に対しては敢然と戦って行くことにつながる。「ピリッ」とした国防政策の強力な旗振り役として期待しているところである。但し、今回の人事に関する騒動はいただけない。人事案に関するものではあるが、文民の大臣に制服組が反旗をひるがえしたとして、シビリアンコントロール上、大いに問題ありの声も聞かれそうであるが、手続きをきちんと取らなかったことに弁解の余地はない。今回、官邸主導を印象付けた痛み分けで混乱が収拾されたものの、来るべき内閣改造で、小池氏が残れるかどうか微妙になった。




    我が家の名犬(迷犬?)は雷が怖いらしい。数年前のことであるが、深夜、雷の恐怖から逃れるために、勝手口から2階まで上がってきたことがある。外で飼っているので、部屋の様子は分かっていないはずであるが、家人の気配を頼りに一挙に階段を駆け上がってきたようだ。救いを求める顔をしていたのを覚えている。先日、義父から聞いた面白い話を御披露しよう。

    時は数年前に遡る。義父が雷雨の最中に道を歩いていると、大の雷嫌いの「ケンちゃん」(知人の飼育している顔見知りの犬)が、自宅から5キロは離れているであろう場所を徘徊していた。雷の恐怖は、方向感覚までも狂わせてしまうのか。「あら、○○のケンちゃんじゃあないか。雷が怖くてこんな所まで来たのかね。」ケンちゃん振り向いて、見知りの顔にいささか安堵の様子。「これから、お前も知っている家に行くが一緒に来るかね。そこに迎えに来てもらおうよ。」と話しかける。犬であるから、気の利いた返事は出来ないが、激しい雨の中、どうやらついてくる。ケンちゃん、つい赤信号を渡ろうとするので、「ケンちゃん、赤信号はダメだよ、危ないよ待たなきゃ。」これを理解したらしく傍らでじっと待つケンちゃん。なんとか無事に用のあったお宅に到着する。早速、そこで電話を借り飼い主に連絡を取ろうとしたが、皆さん留守とみえて連絡が取れず。雷に狂ったように過敏に反応し徘徊する愛犬を血まなこになって探していたに違いない。その間、ケンちゃんを逃がさないように小包紐でつなぎ、飼い主の迎えを待つことに。そうこうしているうちにやっと連絡が取れ、迎えに来てもらって事なきを得たとのこと。義父はケンちゃんの命の恩人として飼い主さんに今もお礼を言われるとか。ほのぼのとした実に良い話ではないか。



    2007年8月16日


    正月、春の彼岸、GW、盆、秋の彼岸と墓参りで郷里に足を運ぶのは年5回位である。家族で墓を掃除し、お花を供え、線香をあげて感謝のお参りをする。日常の煩雑さから離れ、気持ちに一区切り。とても清々しい気持ちになれる。お参りを受ける御先祖様も喜んでいただけていると思うが、お参りをさせていただく私どもも、幸せな気分に満たされるものだ。港で釣りをしている人がいた。盆は殺生はしないということで、食事も精進料理とはいかないまでも、以前は肉や魚はあまり食さなかったように思う。また、盆中は魚釣りもしなかったように思う。時代も変わり、変わったことにさえ気付かない。ところで、夏には「ぼべご飯」を食べることを楽しみにしているが、今回は機会がなかった。ぼべを買って帰り、家でぼべご飯を炊いてもらうことがあるが、ぼべは市場にもなく(出かけた時間が遅く残っていなかった。)、残念無念!



    2007年8月12日


    今日から盆休暇であったが、店舗の契約書を届けに、午前中、広島市内の本通りへ。
    コーヒーショップで賃貸借契約書及び重要事項説明書の説明を行う。
    基本的にはご来社いただくことが多いが、時間的に対応できるときにはフットワーク良く対応をさせていただいている。

    お昼は高橋名人の兄弟弟子が出しておられる「ひろしま翁(おきな)」で、いつものせいろ(もりそば)をいただいた。店に入りカウンターの席に着くとすぐに先客のお客様から声をかけられた。思わず、双方に笑いがこぼれてしまった。ほんの少し前に、店舗の不動産情報の件で電話で話をしていた人物のT社のT氏である。奥さんとかわいい女の子と一緒であった。
    食事後、そのまま5階に上がる。そこには建築関係の会社のショールームを兼ねたお洒落な事務所があり、いつものダッチコーヒーをいただいた。ここの水出しコーヒーの味は☆☆☆である。

    午後、時間ができたので広島スカラザへ。偶然にも郷里の後輩(市役所勤務)に出会う。ちょうど上映を見終わり出てきたところであった。何年か前、市役所の労働組合の執行委員長から県の組合に専従で単身赴任中であった彼が、九州出張の帰りか何かのときに、たまたま市民球場に観戦にきていて、偶然に出くわしたことを思い出した。14時20分からの上映に間に合うように別れ、映画館へ。入場整理の担当者が、「シルバーさん1枚...」と窓口に伝え、証明書も出さないのに1000円の入場料となる。どこを見て、判断したのだろう?安いのはうれしいが、複雑な思いにかられた。「オーシャンズ13」を楽しむ。ジョージ・クルーニー、ブラット・ピット、マット・デイモン、アンディ・ガルシア、アル・パチーノ(今回は憎き敵役)と豪華な顔ぶれであった。友情で集まった仲間たちの、カジノを舞台にしたスケールの大きい復讐劇であり、コミカルなシーンも多く、大いに楽しめた。




    久々に卓を囲む。お金を賭けない広風杯も今回で16回目を数える。11日(土)19:00から、中区堺町の「アフターファイブ」で行なった。いつもここを利用させていただいている。立駐が無料で有難いのと、何にもましてマスターが良い。500円が参加費であり、これはその日の賞品代の支払いに充てられるものだ。ちなみに今回の優勝者の賞品は魚沼産のお米であった。名誉をかけた麻雀も、それなりに楽しいものである。小さいが、トロフィーも用意されている。参加者は9人であったので、3人ずつ卓を囲んだ。職業も様々であり、ある意味では異業種交流といえる。私の成績は下から3番目であった。終始振るわず、大ラスで大三元に振り込むという、おまけ付きであった。主催するS行政書士の人柄で、これからも広風杯は続くように思う。ところで、学生時代、大学近くの雀荘は試験期間中は特に賑わっていた。日頃、顔を合わせない仲間も試験期間中には大学に出てくるので、空き時間を利用して牌をつまむことになる。最近は学生も社会人も、麻雀をする人が少なくなったようである。一人での時間を大事に考える、時代状況なのだろう。



    2007年8月10日


    事務所から外に出ると茹だる暑さ、サウナ状態である。事務所前に打ち水を何回か繰り返すのであるが、アスファルトで覆われ、少し傾斜のある駐車場なので、水はそのまま溝ふたに飲み込まれ、あまり時間を置かず乾いてしまう。見た目はしばらくは涼やかで良いので、7月中旬位から天気の良い日は打ち水をすることにしている。全国では水不足の地域もあり、水量としては多少遠慮がちな水撒きとなるのは仕方あるまい。私が小さい頃、夏、家の前の道路への打ち水や庭への水遣りは子供の日課であったように思う。上水は、水道と井戸水をポンプで汲み上げる両方が我が家にはあった。ポンプの方が、夏冷たく、冬は温いということで重宝したものだ。もっとも、夏の水遣りには近くの小川で汲み取ったものをバシャバシャとやっていた。懐かしく想う。



    2007年8月 9日


    自宅のシロアリ対策は前回に続いてダスキンさんにお世話になった。日本では、ヤマトシロアリとイエシロアリの2種類が被害をもたらしているようである。ヤマトシロアリの方が加害速度も速く、被害も甚大とか。今日の建物はベタ基礎(鉄筋を配筋しコンクリートで覆う)が多いので防蟻対策になっているが、昭和57年建築の自宅は布基礎である。最近ではアメリカカンザイシロアリのような外国産の招かれざるシロアリも発見されている。ところで環境問題の関係か、あまり毒性の強い薬は用いなくなってきている。駆除のサイクルが短くなっているのだ。危険で劣悪な作業環境の中でシロアリやスズメバチなどの害虫の駆除に携わるスペシャリストの皆様に心から、感謝!



    2007年8月 8日


    かつては大関が最高位であり、大関の中で相撲の実力だけでなく、人格も一等抜きん出ているものが権威筋から横綱の免許を与えられたようだ。横綱は日下開山とも呼ばれる。天下無双の存在なのだ。26歳の朝青龍(第68代横綱)に完成された人格を期待するのは無理のように思えるが、横綱を張る以上、やはり大相撲のファンは期待する。外国人の関取が増え、上位陣を占めるのは、やはり日本人として寂しく感じるものだ。大相撲の人気を支えるために、安易に外国人に門戸を開いてきた協会にも責任がありそうだ。偏狭な観点から言うのではない。生活習慣の違う異国から有為な将来のある若者を自ら襟を正しながら愛情を注いで指導してきているかどうかを言いたい。大相撲はショーではないのだ。神事に由来する誇れる国技と、私は思う。今回の問題の処理がどのように行なわれるかは、大相撲の行く末を占う上で極めて重要である。



    2007年8月 7日


    ペットの飼育については、厳禁・相談・許可と3段階、それに外飼い・中飼いの別が加わる。さらに、何匹まで飼うことができるか、これも大きな問題である。なぜペット飼育が敬遠されるのであろうか。主な理由を挙げて見よう。①物件が傷む。(傷、臭い、汚れ)②近隣に迷惑がかかる。(臭い、衛生、噛み付き等の危険、鳴き声)③物件の価値が低下する。(以前ペットを室内で飼っていたということで、次の入居者が決まりにくい。)④メンテナンス費用が多くかかる。他にも、色々敬遠される理由はありそうである。許可されたからといって退去明渡しの際の原状回復義務を免れることは基本的にない。飼い方もスマートであって欲しいものだ。できるだけ部屋の破損・汚損がないように敷物や爪とぎ(ネコ)等の用意も必要であろう。また、ペットのストレスが溜まらないように散歩を習慣化したり、しっかり触れ合うことも大事である。近隣に迷惑をかけないための配慮と隣人とのコミュニケーションも不可欠である。もともとアパート・マンションの共同住宅はペットの飼育に適していない。許可を得て飼われる場合には、トラブルを生じないように努力をお願いしたいものだ。



    2007年8月 4日


    賃貸における仲介業者が対応を期待されているクレーム処理には色々ある。入居者・保証人、家主、工事業者への連絡、協議、手配、請求、確認、現場への立会い、それに退去時の精算手続きと多岐にわたる。訪問、電話、fax、mail、郵送と連絡方法も相手の希望に合わせ様々。実際、時間も費用もかなりかかっている。管理料をいただいている物件はともかく、仲介した道義的責任で退去までのクレーム処理その他をサービスで行なうのには、それなりの覚悟がなくては出来ないように思う。100社増えても100社減る厳しい世界なのだ。新しい時代の風に乗り、大きな資本と確立された経営ノウハウを武器に、都会から地方に進出する企業が多い。また、それにフランチャイズ加盟する地元の業者も益々多くなってきている。地域を牽引してきた中堅業者達の数十年の蓄積された信用と実績も、大きなうねりの中に飲み込まれそうな時代状況である。活路を見い出すべく各社は努力しているが、知恵比べ我慢くらべは、今しばらく続きそうである。



    2007年8月 2日


    台風がまたやってくる。のぼり、看板を片付け、本日は早々に帰宅する予定が、書類の整理やら、不得手なパソコンの打ち込みで遅くなってしまった。自宅の松は田舎の庭にあったものを25年前に移したものである。その後、台風で2度も根っこから倒れたこともあるが、何とか生き延びている。松喰い虫の被害にもあわずに今に至っているのは、幸運と言えよう。この松がなければ駐車場を拡げることもできる。だが、狭い庭ながら父の形見として中央に鎮座しているものを簡単には除くことが出来ないでいる。ときどき元気がなくなる松であるが、いつもお願いしているシルバーの庭師さんにきちんと手当てをしていただくと、何日後かには元気を取り戻してくれる。当分、駐車場を拡げるのは無理のようだ。



    2007年8月 1日


    フランクフルトに息子がいる。インターネットのSkypeでときどき話をするが、こちらとジャスト7時間の時差がある。世界の時間が分かるものをデスクトップにショートカットで用意しているが、分かりやすい時差であまり意味を持たない。何となく遠くへつながっているようでそのままにしている。24時間のコンビニやレストランがいたるところにある日本と違い、向こうの夜は何もないらしい。あれこれ遠くで心配しても仕方がないので考えないようにしているが、元気でやってくれればそれが一番である。



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